2016
10.10

おバカな人生ではないかと思っておりました。
この歳になってもバイトの続きをしている感じでございますです。

が、17歳の時、「進路決定」とかを学校側から迫られ、それは誰しもあったことではないかと存じますです。

これに対して、テキトーに答えるのが正解なのでありましょう。
んだって、世間知らずの教員に大真面目で対しても愚かでこざいましょうから。

しかし、ちと事件をおかしたばかりでしたから、私メにとって重たい問題でございました。
で、
「誰にも使われず、誰をも使わない人生を歩むのだ」
なんてピントがずれた大上段で、わら半紙の記入用紙に書いたのでありました。

その、つまらない一文が、これまでの人生を支配していたよーな気がいたします。

国家資格もない、無頼な職業は易者しかなかったのであります。
ホントだろうか…。

自由業と小説家が偉そうに胸をそらしてもペンクラブに所属しております。弁護士も医者も同様でございましょう。

銀座ジプシーの事務所に所属したことがございましたが、もうコリゴリであります。

誰にも使われず、どこにも所属しない。

自分の居場所を自分で決め、自分の全時間を自分で使うことは、しかしなかなかあるものではございませぬ。

仕事とお女性以外は動かないと決め、それを実行していますが、けっこう、俺もなかなかヤルではないかと、ちと自負いたしております。

もはや、やり直しの効かない年齢に達し、これで良かったのかと淋しく思い、これで良かったのだ。いやコレしかなかったではないかと過去を振り向くのでございます。別の人生を歩んでも、結局は、ココに行きついたことでございましょう。

占いは、いくらでも手を抜くことが可能であります。
周囲におもねた鑑定をしてエヘンと威張りくさることも簡単でございます。
バカの二分の一だと分かっておりますが、みんなが手を抜くならば、手を抜かない占いで勝負してみようと思ったのはいつの日だったのか。

師匠もみんな死に果て、残された資料を、朝から寝るまでコツコツと眺めている日々は、最期の時まで続くよーであります。

人間は踏み出した一歩から始まりますです。
17歳が、その一歩だったのかも知れませんです。

18 comments

▼コメントする
  1. 「その一歩」のお陰で、救われた者がここにおりますです。
    寂しいことを仰らないで下さいまし。

      ●十傳より→淋しかったでありますか。

  2. 先生は成功者です。
    間違いないです。

    ●十傳より→幸せ者であることは自覚しておりますです。

  3. 17歳の頃は満員電車に乗るのが死ぬほどイヤになり、そのせいで高校を辞めて、心の中では仙人になるコトばかり考えてました。

    あと、オナニーばかりしてました。(笑)

    17のよ~る~♪

    50歳を過ぎてもオナニーの回数が減ったぐらいて、あとは全然変わりませんね。

    50のよ~る~♪(笑)

    ●十傳より←オナは寂滅の境地に一瞬間だけ浸れますですね。

  4. 考えなければならない問題が輻輳していて、
    うんざりしているところで
    こちらのブログ拝見しました。
    やすきに流されそうになるじぶんに
    少し活が入ります。
    成功されている小野先生ですら
    謙虚な気持ちを忘れずにいらっしゃるのに
    (だから成功されたのでしょうが)
    ここに書いていらっしゃるような気持ちは何をするにせよ
    忘れちゃならんなあと。
    肌寒くなって、私もミルクティのみたくなりました。
    飲みながら頭整理します。

      ●十傳より→角砂糖もお入れくださいまし。

  5. 17歳の最初の「1歩」は 占い師になるための 1歩だったのでしょう
    その時は分らなくても 自身の魂に導かれ
    占い師として 大きな成功を収め、今の先生があるのですね
    その成功の裏には どれ程の 努力と 苦しみと挫折が
    大変な苦労だったと思います
    その苦労の末に掴んだ 成功です
    先生自身は 今の自分に満足されてはいないかと思います
    「もっと何か出来るわけだ」
    「もっと上へ もっと深く」
    と、先生の探究心や向上心は 止まる事を知らないのかもしれませんね

      ●十傳より→そんな大それた気持ちではございませんですよ。

  6. ギャンブル宝典買いました。
    先生の直前大予言はどこで見れますか?開運メルマガってやつからですか?

    ●十傳より→袋とじの中に、直前大予言の無料メール配信があるはずであります。そこに登録していただければ、次の秋華賞でご覧いただけるはずであります。

  7. 先生にお会いできて良かった とお思いになる方多くいらっしゃると思います。
    先生が、ご自身でお築きになられていらした先生そのものが、ブランドですよね。
    本当にすごいと思います。これからも、どうかよろしくお願いいたします。

     ●十傳より→オショシくて恥じ入るばかりでありますです。

  8. 小野先生お世話になっております。

    お一人で手を抜かない鑑定を実行することは、
    とても大変なことだと思います。
    だからこそ、救われた方も多く、慕う生徒も多いのではないでしょうか?

    知り合いは某ブランド流派の四柱推命が当たってなかったそうなのですが、
    ここ数年で2回引っ越しをしています。
    自分もこの10年で3回引っ越ししてますし、引っ越しの多い
    人生だったので、実際の運行予定とどのくらい違うのか…!?
    このようなことは、先生にしかわからないことだと思います。

    ●十傳より→私メにも分かりませんですよ、そこまでは。

  9. あるとき書店でなんとなく先生の著書を購入し、その後、他の書店で再び先生の別の著書を拝見し、気になって名前をネット検索して、こちらのブログに辿り着き、今に至ります。

    私の高校での進路決定なんて、適当でした。親にいちいち反論するのも面倒でしたし。というより、「大学に行かないなら今までの学費全部返せ」という言葉に怖気づいたのでした。
    その、適当に進学した先(一応就職する業界は考えたつもりでした)で、何故か学問の面白さに魅せられてしまい、かえってそれが問題の発端や、悩みの種になってしまったのでした…。もし他の進路を選んだとしても、人間関係は避けようがありませんから、必ずどこかで失敗していたとは思います。

    講義を受けるに至った動機には、どのようにして自分が間違った道を歩んでいったのか知りたい、という部分も実はあります。少しずつ全体像が見えてくるのが楽しみです。
    占い教室は都内にも色々あるようですが、十傳スクールを選んだのも、運の一つかもしれませんね。

      ●十傳より→悪運でないことを祈るばかりであります。

    • 昨日は長々とコメントを書いてしまいまして…何をやっているのだろう。
      十傳スクールを選べたのは不幸中の幸いです!…なんて言葉がストレートに出てこないのは命式のせいということでお願いします。ひねくれた性格なんです。
      私自身や同級生を思い返すと、本人達よりも周りが受験一辺倒で、生き残る為に必要な知恵や工夫が軽視されすぎていたかな、と思います。
      キチガイになればなるほど良い、という風潮にでもなってくれたら、私も少しは楽になれるんですけどね(笑)

      ●十傳より→オレは大丈夫だからと、被災地の奴らが言っても、「それでは困るんだでば」と強制的に収容される時代であります。そして個人ナンバー。完全に管理されておりますです。

  10. パワーボックスは引越しの凶消しにも使えるのでしょうか?

      ●十傳より→使えますです。

  11. 小野先生、こんばんは。
    十傳スクールですが、都内在住の方は複数の講座を同時に受けることが可能なんですよね。今後神戸で開催されることを前提にお尋ねしますが四柱推命と奇門遁甲を同時に受講するのは不可能なのでしょうか?
    出来る限り早く生徒にして頂きたくて時期が来るのを待ち侘びています。
    webスクールのお話もその後どうなっているのか興味津々です☆彡☆彡☆彡

    ●十傳より→同じ意味のメールが複数寄せられて、現在、検討中であります。神戸スクールは第二週の日曜日に、奇門遁甲か四柱推命初等科のどちらかを。またwebスクールはソースをため込んでおるところであります。

  12. 小野先生、ありがとうございます♪
    第二日曜日は空けておきます!!春にはお目にかかれますように .。.:*☆
    webスクールとのWスクールで頑張りたいです☆彡☆彡
    どうぞよろしくお願い致します。

    ●十傳より→おっとと、押されてしまいそーでございますです。

  13. 先生をトップまで、登らせた恩師は
    どなた達なんですか?
    先生は、とても恩の熱い方で、御自分の恩師を
    オフィシャルサイトに書かれている時、何か篤い
    思いを読み手も感じます。
    どんな素晴らしい先生方だったのかと、とてもしりたくなりました。
    才能があっても、師匠に恵まれないままその才能を活かせられない
    人はたくさんいますからね。

      ●十傳より→運良く、師匠様に恵まれましてございます。学生のころから。

  14. 先生の師匠達は本を出版されてるんですか?

      ●十傳より→それぞれであり、出しても自費出版でございますです。

  15. 先生の業界は自費出版とは、大変なんですね

      ●十傳より→ぺいぺいなら大手出版社から本が出るのが喜ばしいのでありますが、大先生となると編集者からの売りに走る意見を無視し、自分の残したいものを書くわけです。おのずと自費になりますです。私メもこの路線を踏襲したいと思っておりますです。

  16. 是非、素晴らしい書籍を沢山
    後世の為に残してくださいね。
    でも、元気で長生きしてください。
    お酒は程々、素敵な恋愛は沢山

    ●十傳より→ぜんぶ私メにとって難しい事ばかりでありますです。

  17. でも年をとると
    お酒も段々飲めなくなるといいますから
    まだ沢山飲みたい欲求があるならば
    まだまだ生きるという事ですね
    よかった!素敵な恋愛が無理ならば、
    素敵な妄想恋愛をなさってください。

    ●十傳より→ほいほい。