02.05
十傳スクールの奇門遁甲初等科11回目を終え、泥のように困ぱいした頭で、次回最終回の講義を組み立てているのでありました。
甲尊は、出世に効果があり、乙奇は安定、丙奇は金運に効くなどと言われ、私メもそのように書籍に記しておりますです。
しかし、そういう画一的な判断で、はたして方位効果が出るのでありましょーか。答えはノーでございます。
以前、易者のパーティで、奇門遁甲を使うというお方と、数分間、会話したしましたが、「これでは、ダメだ」と、その場を去ったことがございます。
「勝負は壬ですよね」とか「今日は青竜返首を使って来たんですよ」とか「飛鳥跌穴は効きますよね」とかの言葉を聞き、ちと油汗が流れたのであります。
ひとくちに甲尊と申しますですが、それは中国の歴代の皇帝の出自が゛じつは不明であることと無縁ではないのであります。
甲尊の下には、乙奇、丙奇、丁奇があるわけであります。そして、その下に戊儀、己儀、庚儀、辛儀、壬儀、癸儀の六つが配置されております。
そして乙奇グループ、丙奇グループ、丁奇グループに配属されているのでございます。
甲尊は、どこの馬の骨ともわからぬ六儀の中から、その時々で選び出されるわけであります。
つまり、甲×丙の青竜返首の甲は、その出自が六儀のどれかというわけでして、常に同じとは限らないのであります。
効果としては、「体制的な体質になる」ことで一致はしていますが、三つのグループのいずれかで、効果の出具合は異なるのであります。
では、丙×甲の飛鳥跌穴はどーかと申しますと…。
丙奇は、体制的なものとは、根本的にその体質を異にするわけであります。しかし地盤の甲尊があり、この甲尊が丙奇グループからの出自を明らかにすることで、青竜返首と併用できるか否かが決定されるのでございます。
お女性と「だから気が合うのか」とか「やはり肌が合わないわけだ」と納得されられるのは、話しているうちに、出自の共通性の有無が分かり、遠い血のつながりを思い知らされる時がございます。
奇門遁甲初等科は、奇門遁甲を使いこなすための基礎的でありながら、もっとも大切な部分を解説するのであります。
ちと語り過ぎましたです。
ご理解しようとしないでくださいませ。
ついに公開してしまいましたね
もっと奇門遁甲を知りたいです
神戸まで調整をしておりますが
妻がかなりご立腹でして
・・・
難しそうです
●十傳より→うまくダマす方法を考えねば、ですね。
ほんと楽しみです、初等科(^^)
●十傳より→ご期待くださいまし。
奇門遁甲を学びたいのですが、
奇門遁甲という名前だけしか知らない
素人でも初級コースでついていけますか?
受講前に、最低限何を学べば宜しいでしょうか
御回答宜しくお願い致します。
●十傳より→私メが導きますです。事前の学習は不要であります。
難しいですね
ましてや占いをまったく勉強していない私にとっては理解できませんが
先生が何を言おうとしているのか というのは
ナントナクではありますが、解るというより感じます
ただ一つ私にも理解できるのは
「先生ほど優れた占い師は他に存在しない」 ということです
私は頭がよくありません
それでも 「本質を見極める目」「本物を見る目」というのは他の人より優れているとの
ことですので (そうらしいのです)
私は自分の目と直感を信じます
先生は素晴らしい占い師であり講師であり、そして魅力的な男性です
●十傳より→買いかぶりでございますですよ。
なるほど…と言っても、小野先生のお話の半分もちんぷんかんぷんですので、この感嘆はクリムトのエロさへの賞賛です。素晴らしいですね、クリムトは。
●十傳より→絵画の中で、お女性はいつも何かを握っている形になっているところもイイのであります。
甲の話題に関連して、もし干支が甲でその時刻に吉方を実行した場合、
その実行した甲の刻にも即刻象意の顕現があるものでしょうか…
もしあるとすれば天干甲の時刻と六儀の干の時刻でお得な1日が
すごせる可能性がありますね。
●十傳より→それはケース・バイ・ケースでありますです。伏吟になるわけですし。
金持ちにしてください
●十傳より→百円でもお金持ちであります。
事前の知識は不要とうかがい、安心しました 本当に、何もわからないでお邪魔しますが、静かに素直に勉強させて頂きますのでよろしくお願い致します
本当に待ち遠しいです
●十傳より→ひょんたな知識を入れてしまうと、それを修正するのが大変なのであります。
小野先生おはようございます。
甲のお話し、とても興味をひかれます。
甲の吉方位を使うと、確かに上司からの仕事の
紹介はあったりはしました(^^;
飛鳥跌穴で始めた吉方位使いですが、
最近使いたいと思うのは、丁奇と戊儀ですね。
天遁神遁も使った経験はありますが、
地盤と相性がイマイチだったせいか
目立った効果はやはりゴーマンに
なるくらいだった気がいたしますです。
来月の最終回も楽しみにしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
●十傳より→奇門遁甲の根本に沈んでいる考え方は、実際の性格にとても役立ちますです。戊儀はダマして儲けるとかですね。
持てない私は、ばれんたいんをどうすごしたらよいですか
●十傳より→オタクの担任教師ではございませんですので。
小野先生お世話になっております。
このお話はとても興味深いです。
想像力に刺激が。
こういった歴史を知ることで、
本来どのように使われていたのか、
現代ではどのように使うのかに結び付くのでしょうか。
甲尊は皇帝でも、実質支配をしているのは
血筋の確かな三奇なのかなーと。
●十傳より→占いの専門書などでは、皇帝の生年月日が紹介されておりますが、あれはまったくアテにはできませぬ。初代皇帝の出自はほとんど謎でして、トルコなどからの移民ではないかと囁かれていますです。
トルコという文字を見ると、あの特殊浴場を思い浮かべてしまいます…(^w^)
ところで、お問い合わせからもメールしたのですが、姓名判断セミナーの受講料の振り込みの案内メールが、何故かまだ届いておりません。
もしかしたら、こちらで誤って消去してしまった可能性も無きにしも非ず…です。
お手数かけて申しわけ御座いませんが再送をお願いします。
参加する気満々ですので、よろしくお願いいたします。
●十傳より→二度、メールを差し上げているのでありますが…。次回お目にかかった時に直接にお知らせいたしますです。