2017
06.24

岩手山の眺望のきく旅館の一室で、怠けているのでありました。

なにもかもが遠い世界のことだったような気がいたします。

風呂に入ってから、連載の仕事をちゃちゃちゃと片付け、あとは料理に箸をつけつつ酒を呷るだけ。
法事の親族とは離れた部屋ですので安心であります。

手ぬぐい掛けにかけた手ぬぐいから温泉の匂いが部屋中に満ちているのでございます。浴衣の背中にかいた汗が、ここちよく冷え始め、ふと脈絡もなく南国に思いを馳せたりするのでありました。

「皆様がお呼びですが」と電話があるのに、若い仲居さんが戸の外から声をかけるのでありました。

「寝ているらしい、と伝えて」
嗄れ声が、まだ残っているので、こういう雰囲気では渋いのであります。

窓を開けますと、初夏の空気が入ってまいります。

「すべてはどーでもイイことなんだよな」
もういちど呟くのであります。
それから明け方に見た夢を、かみしめるように思い出すのでありました。

  1. 法事で帰られていたのですね
    本日は私だけ出勤で仕事をしています
    室内がとても蒸し暑い
    一人なので エアコンはつけません
    きっと社長が入ってきたら 「なんでエアコンつけないんだ」と言うでしょう
    でも、私一人のために モッタイナイ
    温泉、いいですね
    この汗ばんだ体を温泉の湯で洗い流し、湯上りに浴衣のまま散歩し涼しい風にあたる
    そして、右隣には素敵な男性が
    想像していたら少し涼しくなりました
    昼間は暑いですが 夜は冷えます
    どうぞ 喉をまたコジラセませんようにお気を付け下さい

    ●十傳より→右隣ですか。男の右か、左か、どこに寄り添うかも判断の基準となるのであります。

  2. 典型的な「食う・寝る・遊ぶ」ですか?

     ●十傳より→典型的になってくださいまし。

  3. ワンちゃん達寂しがってませんか?

    ●十傳より→犬のために私メがいるのではない。私メのために犬がいるのであります

  4. こんにちは、私は火の大運の時は結婚願望強くて、特に失恋後はかわいそうで貧乏な私を助けてくれる王子様を待っていたんですけど、だれも助けてけれず、火の大運を一人で乗り切った今は結婚願望が無くなってしまいました。後射手座から土星が抜けたら、今の試練が終了になるんですね。お金の問題がなければ、男なんか必要ないんですけどね。

      ●十傳より→自分を占いに押し込めるのは考えものでありますぜ。

  5. 犬を他人に譲るべきです

      ●十傳より→チョーセン人のようなお節介さでありますね。

  6. よかったですね。いい夢がみられて。

      ●十傳より→ですね、たまには。