2018
01.11

昨日のブログに対して、多くのご質問などが個人的に寄せられて驚いておりますです。

小難しい内容だったので、対応が億劫でしたので放置したままにしているご質問もございます。

が、占いの奥に入り込みますと、東洋占術と東洋占術が融合しているところもございます。

が、やはり、西洋と東洋の思想的な背景がございますから、その解釈がすべての面で一致することはございませぬ。

実星を使っているから正確だとか、虚星だからあいまいだという判断も早急すぎるのであります。
申したいのは、虚星を用いる道教的な奇門遁甲に、偏角という実星的な天文の考え方を単純に入れて、さも科学的であるという小細工は問題があるということであります。

いやいや、そのよーな些細な事ではなく、奇門遁甲の年盤は土星が支配し、月盤は木星と火星が支配するよーなわけでして、そういう区分がされていますから、月盤と日盤を混同することなく使えるのであります。
ただ、たとえば北に休門が回ったならば、休門は北にしか作用しないことに対し、金星が北に回座した場合、衝、合、刑、会の関係が働き、他の方位にも作用を及ぼすのであります。ただし、それはオーブを考慮しても7度から10度の範囲なのであります。

と、ほらほら難解風になったでありましょう。

だから私メの頭の中においたままあの世に持って行ってもイイかな…とも思うのであります。

けれど、実星をつかう密教占術を知っておれば、いままで「?」だったことが、爽やかに見えてくるのでありますから、ちょっとは知っておいてもらっても悪くはないだろうと考えたりもするのでございます。
それに、星占い的なものも魅力でありますしね。東洋占いの教室で、ホロスコープを作製するというのは、なんだか隠れ切支丹みたいでもあります。

安倍晴明が、天体を観測するみたいな南蛮的なハイカラも加わるのでありますし。

エヘヘ、と誤魔化して本日は終えることにいたします。

  1. 奇門遁甲初等科の次、と言うことは、2019年4月からの第二土曜日でしょうか。
    いつでも受講できるように、予定を空けておきます!

    ●十傳より→となると、奇門遁甲初等科を見送りにしなけれはならないのであります。

  2. ああ、なんとなく四柱推命を用いながらホロスコープと重ねて個性を定め、タロットカードなどで偶然性から、より正確な占的を導き出すのかな…と、小難しい感じで。かなり的外れでしょーか?

      ●十傳より→とは、少し違いますです。実星を使うことも遁甲であります。ただ八門にも光があたるのであります。

  3. 難し過ぎて、頭の中に漢字が駆け回っています
    たたでさえ占いの素人である私にとっては多国語を聴いているようです
    それでも 犬が飼い主の言葉をなんとなく理解するように
    先生のおっしゃっておられる事がわずかではありますが、分るような感覚はあります
    今まで行ってきた 占術では、解釈する事が難しい内容でも
    異なる占術を加えることによって明瞭な答えが見出される
    そこで難しいのは
    「 ジャムを入れた味噌汁をいかに美味しく仕上げるか 」
    という事なのかなと、先生の難しいブログを拝見して思いました
    見当違いかもしれませんが

    ●十傳より→どの分野でも奥になると難解になるものです。

  4. それを基にして政治や経済の今後、卑近なところでは誰もが好きなギャンブル
    安倍さんのバルト三国訪問での今後の成り行き、ずばり予想して実証してくださいよ。
    実証なくば単なる机上の空論にしか目に映りません

      ●十傳より→そろそろ瀬戸際っぽいですね。それでイイのであります。

  5. 机上のクーロン[C]でしょう。きっと。
    価値あるものだという意味です。

      ●十傳より→と、私メは信じているのでありますけれどね…。

  6. 今まで残念ながら奇門遁甲の効果を一度も感じることがなく
    何故だろうと思ってました。もし先生に観ていただける場合
    密教の奥義と合わせた奇門遁甲は可能でしょうか?
    お忙しいところ誠に恐れ入りますが、
    御回答何卒宜しくお願いします。

    ●十傳より→過去のケースを見るのか、これからの方位を見るのかでありますね。それよりも、使った方位の条件と、自分の環境の条件が異なっていることも考えられますです。

  7. 使った方位の条件と自分の環境の条件が異なるとは
    例を持ってもう少し判りやすく御説明いただけますでしょうか?
    それから、鑑定はどちらに予約を入れると
    宜しいのでしょうか?
    合わせて宜しく御回答願います。

    ●十傳より→鑑定は時期が来ていないよーに思いますです。

  8. 先生の優しさに感謝いたします。
    時期が来たら是非、
    鑑定してください
    ありがとうございます。

    ●十傳より→そういう時期はいずれやってきます。そういう時にこそ、遁甲、四柱推命、断易が威力を発揮いたしますです。