2018
02.15

ついに来るべき季節が来てしまったよーでございます。

春、春、はる。
なんと気だるい響きでしょうか。そして恐ろしい響きを持つフレーズでありましょうか。

自殺者の多発する春。濁情に目覚める春なのでありますです。

ここ。後楽園の小石川庭園で、はやくも汗ばんでしまい、梅の次は桜、その次は藤、つつじとつながって夏へと雪崩れ込む季節の意地悪を感じ、背中の汗に呆然とするのでありました。

濁情に目覚める春だからと言って、東屋の草屋根をナニかと連想して、興奮する齢ではありませんけれど、こーやってカシャッ! と写したところを見ますと、回春の春で、心を慰めたかいのかもしれませぬ。

が、これでは冬を求めていずこかに旅行したいという気持ちにもかられます。どうじに、一方では、いさぎよく次の季節を迎え打とうという気持ちも。

四月からの新講座の準備にいそしむのが妥当だと分かっていますから。

梅林を抜けると、円月橋に出たのでありました。

現実の半円と、水面に映る虚の半円で、円を描くという趣向は単純ではございますが、この季節にはなんとなく合致するのでありました。

テクテク、テクテクと四半刻ほど歩いて、事務所に戻るのでありました。

Tシャツは汗まみれです…。

26 comments

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  1. 小野先生こんにちは、私は印綬ですけど、うまく出世した人は、学者や先生と言われる立場になりますが、たいていは、ムーなどのオカルト雑誌見て、オカルトグッズやパワストジュエリーにお金つぎ込んでいるぼんぼん息子(娘)いわゆるオカルトニートですね。私もそうですが、40過ぎて親がいなくなるとこれからどうなるかですね。占いだけで決まるものではありませんが。

    ●十傳より→変通星観法に染まってしまってはアウトでありますです。別解釈をのべよーかと思いましたが、ブログなどでぺらぺら得意になってもね。

    • ちなみに私は若いころは家にいてビーズ手芸していたい、親から働けと言われても、働くのはいやでしたが、今は年老いた親に一日中家に監視されているのがいやなのでパートに出ています。貯金があれば一人暮らししたいのですが、結局40ぐらいになると、ごくつぶしもまっとうな考えになるのでしょうか。

        ●十傳より→ビーズとは、なんと悲しい趣味でありましょー。石とかもすべて捨ててしまってはどーでしょーか。

  2. もう春なのですね
    日当たりのよい場所で、小さな青い花が ちらほらと咲いているのを
    見かけるようになりました
    春は恋の季節
    人は恋をすると孤独になるもの
    恋をしない方が幸せなのかもしれません ….. が、そうではないのかもしれない ……
    小石川庭園、落ち着いた良い所ですね
    ここら辺は母の故郷
    娘時代の母は東大生とお茶を飲みに行ったり 映画を観たり
    幸・不幸は別として
    浮世離れした父と結婚しなければ貧乏もせず、もっと楽な人生を送れたかもしれません
    今度、いつか、天気のイイ日に 小石川庭園 へ行ってみます
    「 おかあちゃん、一緒に行こうね 」 と母に声を掛けて

      ●十傳より→大したところじゃありませんけど…。

  3. ばかがきた

      ●十傳より→ご自分自身を知ったよーですね。

  4. 橋の写真が目のようで面白いですね。
    今日、害のない時盤を使おうと頑張ってみたのですが、ギリギリだったので、いささか焦っています。やっぱり運が悪いみたいです。出がけにパトカーを沢山見たので、何かの警告なんだろうなと考えてしまいました。

      ●十傳より→他人の不幸なので吉兆でありましょう。

    • 安心しました。今までの生活が…なので。
      やっぱりコメントを読んでわざわざ犯人に教えている人がいるんだなと…おっと、関係ない。
      犯罪の拠点って身近にあるものですね。
      警察の巡回が多くて助かります。

      ●十傳より→そうであります。関係ない、関係ない。

  5. 東屋の草屋根…。

      ●十傳より→エロはどこにでもころがっておりますです。

    • そんな、ひよこの雌雄鑑別みたいな、感性は苦手です。

      ●十傳より→私メは楽しいのであります。

      • ごめんなさい、先生。文章が支離滅裂でした。「楽しい」は個人の感覚だと気がついて、意識が戻ってきました。先生のおっしゃることは、至極その通りです。それを学びたいと思ったから、私はここにいるんです。危うく春に飲み込まれるところでした。…メンタルや思考に影響の出ない人は怪我をしているようですね。除雪中の事故が多発しています。

        ●十傳→自然淘汰カモであります。

  6. 小石川庭園は、かつて小石川養生所があった時代に
    養生所で使う 薬草 を栽培していた跡地に造られたものなのでしょうか
    この写真を見ていると、暖かな春風が肌で感じられるようです
    この橋、おもしろいですね
    半月が水面に映り、真ん丸な円を描いているなんて
    思わず その円めがけて 小石を投げたくなります

      ●十傳より→どでかい岩でも投げてやってくださいまし。

  7. 水戸は偕楽園。快楽園ですもんね。
    反り返る木がある小石川は、後楽園。

    ●十傳より→老いてもかくありたいと思うのでありますです。

  8. 子供のころは、日本庭園に憧れていました。
    錦織の着物の、キラキラの髪飾り、髪は桃割れで。
    あんみつ姫が前世だと思っていました。
    岡山も後楽園があるようで、桃太郎さんですね。

      ●十傳より→ですね。

  9. 母が自分の歯に軽自動車より高い金額を出していることに驚きました。
    老木に花を咲かせるのでしょうか。
    有言実行。女=花を咲かせる生き物なのでしょうね。

    ●十傳より→ホントは自分の歯を直して、と言いたかったのに、「母ちゃんの母は汚い」なんて言ってしまったよーな霊感を受けましたです。

  10. あんみつ姫が理想だけど、現実には助さんの
    コスチュームで写真取りました。
    やはり桃太郎さんですね。

      ●十傳より→考え過ぎかも。

  11. 私の時代の「あんみつ姫」は「たのしい幼稚園」でキョンキョンが、
    母の時代は鰐淵晴子が可愛くて、と出版社業界に
    乗せられまくりですね。
    他もお菓子の名前なんです。
    甘い夢ばかり見て虫歯になるはずです。

      ●十傳より→よく分かりませんです。

  12. 水戸の梅、のし梅、吉原殿中、梅なっとう味うまい棒。
    東京ドーム・ホテル。スパ。
    娯楽とビジネスが上手ーくいい塩梅に融合された後楽園は
    常陸の国なくては、語れませんね!

      ●十傳より→そーいえば、今夜は新月。自分のことばかり考えて自滅する夜でありますです。

  13. 2011年に芥川受賞作家の西村賢太さんの著書の中に
    後楽園が好きな場所とかいてありましたが、
    脳みその構造と自分が迷わない町の地形と似ていると、小野先生は書かれてありましたが
    本当ですね!

      ●十傳より→私メは後楽園は好きではございませぬ。西村某とは別個でありますです。

  14. もしかすると、幼少時代の西村賢太さんはお祖母さまに逢いに
    上野駅からから常陸線を使われて遊びに行かれていたとかで
    その為に徳川水戸藩である小石川後楽園に馴染みがおありなのかもですね。
    お父上は、ある球団のファンだったそうなので、
    幾重にも土地といふものは、不思議なものでございますね。

      ●十傳より→あんだもシツコイでありますですね。だいたい野球など敗戦国の屈辱のスポーツ。世論に惑わされてますですぜ。

    • 春も近付いて来たせいか、また新しいタイプの馬鹿が出て来ましたね。(笑)

      ●十傳→春夏秋冬、キチガイに囲まれております!

      • どいつもこいつもバカ・キチガイの類いですから、
        そういう世界に踏み込んでしまったのですから、温かく
        迎えてやる必要があるのではないかと…

        ●十傳→よろしくお願いしますです。

  15. 16日は日蓮さんの生誕日で新月でしたね。
    神楽坂は毘沙門天善國寺は賑わいをみせていたのでしょうか。

    ●十傳→日蓮宗の信者の共通項を講義で語ったことがございます。

  16. 間もなく人の子を取り上げる時期です。

    ●十傳→オタクの構造を見切ってしまっているので、変人ぶっても効果ありませんぜ。

  17. フォーシーズンのキチガイと言われ、
    新しいタイプの馬鹿、私はかなり古参だと思っていたので、
    嬉しく存じます。

    ●十傳→狂ったモノ勝ちであります。

  18. 飯田橋から歩いている間、過去の回想ばかり出てくるので、
    別れの前兆だったのかも知れません。

    ●十傳→シャレてますね。

  19. 完全に火の大運終了で、物欲が少し収まり、収入はわずかですが、食べられるだけあるという余裕ができました。最近は食欲が出てきたのですが、財布が空っぽになるほど使わないので、今年は去年浪費した分貯金ができそうです。最近はお金貯めて一人暮らしか車を購入したいと思っています。車買って隣町に働きに行くかそこに暮らすかです。若いころビーズや石に浪費しなければ、と今は思います。

    ●十傳→なによりであります。

  20. 飛鳥昭雄は既知外です。あんな奴に頼らなきゃならないムーだの、学研も世紀末的です。

    ●十傳→オタクがそう思うのなら、かなりのバカでありますね。