2010
12.13
12.13
この時期になると、どういうわけでありましょうか。
旅行をしたい気分に誘われるのであります。
日常ではない場所へぶらりと出かけたくなるのであります。
適当な画像がなかったのでベネチアの写真を飾りましたが、べつにどこというわけではありません。
冬ですから、冬らしい街を歩いてみたいのです。
通りかがった八百屋で、腐りかけたバナナをもらって歩きながらくいたいのです。
現実逃避であります。
師走のあわただしい時期に、人々が忙しくはたらいているところを、のんきに傍観する幸せに浸りたいのです。
夕暮れともなると街はクリスマスのイルミネーションにうるみ、恋人たちはもつれるように笑い合うことでしょう。
時間旅行者のような無責任な人間として、どこかに行きたいのであります。
行きたいと思っているいまも、きっと旅行のひとつかもしれません。
実際に行く楽しみと、行こうと考えている楽しみ。
これが旅行の楽しみだとすれば、幸せになろうと頑張っていることもまた、幸せと考えてもいいかもしれませんね。
ふと、萩原朔太郎の「旅上」という詩を思い出しました。
ふらんすに行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し……
●十傳より→よい誌でありますね…。
叔母と叔母の次女(既婚)と私の3人で行く
岐阜の温泉旅行を楽しみにしておりましたところ
メンバーチェンジの連絡が入りました!
次女でなく長女に・・・どっひゃぁ~でありますっ
この従妹である長女は一回り年下の酒豪、
幼少から空手を習い続け、彼氏イナイ歴36年の
オヤジの貫禄ある独身の大虎なのであります
叔母との電話を聞いていた娘が 大虎が行くなら
(気が合うらしく)私も行きたい!
と言い出しはじめ。。
ああ~叔母が寝入った後 従妹(次女の方)と
夜の温泉街を楽しもうと計画していたのにーー
女4人(いや一人オヤジ)、奥飛騨慕情珍道中で
今年を締めくくることになりそうです・・
●十傳より→その割には文章がウキウキしているようでありますぞ。