2019
03.15

モンスターの力を借りなければ、どうあがいたところで、凄いことはできませんです。

ヒットする歌い手も、やはりモンスターを声に溶け込んでいるのです。そのモンスターが時の運とリンクすれば成功。運とリンクしなくても凄さはスゴイのであります。

画家も、書家も、小説家も彫刻家も、写真家も、モデルも、すべてモンスターにかかっております。

易者も、例外ではございません。
いや易者こそ、モンスターを体内から放出させることが不可欠であり、モンスターを出せないようでは、屁理屈ばかり唱える、たんなるマニアにとどまるだけ。

精神統一などと愚かしい事をしても無駄であります。
出羽三山で一週間の荒行ツアーをしたところで、なんにもなりませぬ。

心を開放すること以外に、モンスターを出す術はないのであります。

世界はなにが起きるか分からないのであります。
実力があっても成功するとは限らないし、いつ戦争が始まるか、自然災害が起きるか分からぬことぐらい、力説する必要はありませんですね。

それを読み解くのが易者でありますから、「恋は成就するが、注意しないと明日出会う人に相手を奪われるよ」というよーなカンが、たとえば断易でピンとこなければなりませぬ。

占例をボードで解説するだけでは足りませぬ。
なので、私メは、講義の際に、「男が海外旅行をするのは買春と麻薬が目的である」とか「スポーツ選手は、引退後は暴力団に入る」とか「正しい政治家は汚職をする」というような暴言らしい言葉を連ねるのであります。
「大金持ちと結婚するお女性は大きな売春をしているのだ」とか。
「アメリカ人は日本人をサルと見ているから原爆を投下したのだ。ドイツには投下せずに」とか。

これらは、心を開放してもらうための話題でもあるのであります。モラルとかの信仰から解き放たれない限り、占いを的中させることはできませぬ。

そして、それらの暴言らしきことこそが、人の原始でもあることに気づけば、あとは占いのテクニックを磨くだけなのであります。

さぁ、愚かしい最近のバカ真面目な世相から解き放たれて、モンスターを出せ! その先に凄い事が待っているのでありますから。

11 comments

▼コメントする
  1. 最高ですね!先生!!!

      ●十傳より→ですかぁ!

  2. モンスターってなんですか

    ●十傳より→なんでべね。

  3. モンスターの出現も推命次第なので、何ともしようがないのでは …
    遁甲はそれにちょっと色を付ける程度でしかならないですし

    ●十傳より→分かっていただけなかったよーで、ホッとしましたです。

  4. モンスター。。。
    いつもは理性で押さえられている
    個人の原始の野生的な直感のようなものでしょうか?
    難しいです。

    ●十傳より→ドラマでよく「神が舞い降りた」とかでアートに取り組むヤツであります。モラルに左右されぬ気魄に近いものであります。

  5. その一瞬だけは神になれる瞬間ですね。周囲にどんな災厄や迷惑を撒き散らそうとも。たまには幸福にもしますが。

      ●十傳より→経験がございますですね。

  6. 暴言、本質、大好きです。

      ●十傳より→自分ではそうはおもわずに語っているのであります。

  7. ピエール瀧はモンスターを出したが、
    モンスターがやがて成長しすぎてモンスター自体が主となって、
    ピエール瀧を食っちゃったという事ですか?
    このモンスターを出す方法を
    小野先生に鑑定して貰えばいいわけですね。
    だって、出し方わからないもん〜

      ●十傳より→鑑定しても、それは口では説明できないものであります。

  8. ならば、モンスターをどう出すのでしょう⁇鑑定では無理ならば!

    ●十傳より→奇妙な良識を捨てることが基本であります。

  9. 前夜祭にて意図せずにもモンスターを出した私。
    だから賞金ゲットしたのですかねー?
    それとも奇門遁甲を使ってたからでしょうか?
    どちらにしても、普段の礼節重んじる、カッタルイ自分を捨ててた時は、心が輝いてました!あの感じなんでしょうか⁇

      ●十傳より→最近の世相ではモンスターは封じ込まれますですね。

  10. 僕はすっかり魂が魔物になったらしく、毎日暇さえあれば軍事ネタばっかり考え、メモに取ってます。また、暴言なら「国家元首は独裁者になれ」、「イタリアだって枢軸国だったのに原爆投下されてない」「、戦争を起こせる者こそ真の権力者だ」なんてのもいいですね!!

      ●十傳より→さーて、それはどーでありましょーか。

  11. 貧命にも光を与えるモンスター。

      ●十傳より→千倍のパワーで駆けあがるのであります。