08.30
雨が降りましたら、気温がいっきに下がり、すると味噌ラーメンなのであります。
食いたくて探したのではございません。
地物の面白い野菜などが欲しくて、外堀を兼ねた北上川向こうの、小鷹刑場跡地付近にあるスーパーマーケットに車を走らせましたら、いっかくに、
「さっこら食堂」
なるものがございまして、気になったのでありました。
お金を払うと、18番とかの楕円のプラスチック製の券をわたされ、ほどなく、
「18番のかた~」
と、コロナ防止のビニールの中から叫ばれまして、ごらんの味噌ラーメンをセルフで、自分のテーブルに運んだのであります。
とてもとても、お勧めはできません。
が、私メにとっては、
「ああ~」
反射的に悶えるお味だったのであります。
50年前の味。味噌ラーメンの原点ともいえる下品なお味がほっぺたの裏側の皮膚を震わせたのであります。
眼を閉じると、オートバイの免許を取りに、一本木の試験場にバスで行った忘れ去っていた思い出がよみがえるのであります。
17歳でございました。
当時は二輪免許は自動車学校などに行かず、本番一発勝負でございました。
たしか他校の仲間四五人と一緒でありました。
午前中に学科があり、それに合格すると、午後の実地試験が待ち構えているのでありました。
私メは運よく学科をパスし、運悪く落ちた仲間と、試験場の向かいのシケたラーメン屋で味噌ラーメンをすすったのでありました。
そのお味なのであります。
野菜というか、これでもかというほどニラとかキャベツとかがぶち込まれ、土臭いキャベツの芯まで平気で入っていて、そこに味噌が落とされている原始的な味噌ラーメンなのであります。
ごらんのとおり、「さっこら食堂」には孤独な老婆が…いやいや、もしかすると私メと同い年かもしれませんです。
「まさか」
懐かしいお味に、つい涙ぐんでしまっているかと思いましたが、汗でありました。
丼の底に残った挽肉の粒々をつまみ、最後の一滴まで飲み干しました。
後ろの席では、次の首相は誰だ、岸田と石破だけは嫌だとかいう声が聞こえておりました。
東京では37度で生きていられない-ほど暑いと向こうに住んでいる娘が電話をよこしたという話も。
水を何杯も飲みましたです。
試験場で実地に残ったのは私メを含めて七名で、合格したのが二名。またまた運よく、その二名に私メが入っておりましたです。
落ちた仲間は不貞腐れて、すでに帰ってしまってまして、私メ一人でバス停で夏草を眺めておりました。
でも嬉しくて、また味噌ラーメンを食おうとしたのですが、すでに店仕舞い。
盛岡バスセンターまでのバスは揺れて、すこし車酔いしました。ゲップをしたら味噌ラーメンの臭いがしたのでした。
「そうだ。掃除機を買って帰ろう」
立ち上がったのでございます。
自分も、味噌味を好んでおりますです。ラーメンにも、味ごとに五行との関連がありそうですね。
先生すみません、奇門遁甲入門書の日盤の宿泊先の根つけについて質問宜しいでしょうか。
1日目、日盤の根つけの時刻を現地で過ごした後、一度自宅へ帰って過ごし、2日目の夜に改めて現地へ向かって、根つけ時刻のみを過ごした場合は、2回目の自宅から取り直した方位が発動し、さすがに1日目に使用した日盤の根がつくことはできないでしょうか?
●十傳より→理論的には一日目の方位効果ではありますが、さーて、効くかどうかは別の話でありましょー。
日盤の根付けについて
遠方の地の同じ市内で1泊目と2泊目が違う宿屋であれば、方位効果を無くす、または低減する事は可能なのでしょうか。よろしくお願いします。
●十傳より→二泊とも同じ部屋であることが日盤の効果を発揮する約束事であります。
!ありがとうございました。
●十傳より→ほい。
出張などでやむを得ず凶方位を踏まされる場合、1泊目と2泊目を別の宿に泊まることで少しは低減しようと思います。
また、別の宿に泊まるのは別の意味で醍醐味で、一興かとおもいます。
なかなか、立向日盤を使った避凶は勤め人には厳しいもので・・・。
●十傳より→正しい判断だと思いますです。
日盤について質問です。
1日の境を越える際、現地の子午線からの時差を考慮するのですか。それとも、出発地の子午線からの時差を考慮するのですか。
よろしくお願いします。
●十傳より→自分いる場所で時差を図るのであります。
勉強になります。ありがとうございました。
●十傳より→良かったであります。
菅が総理になれば
Go Toが加速して
コロナが拡大しますね
業者を直接支援すればいいのに
●十傳より→日本人はバカが多すぎますですね。
御返事ありがとうございます。
理論上とは言え、このケースは無効であられるという貴重な御言葉、感謝致しますです。
また、先日の南東家相でのご投稿のお話では、合理的では図れない謎があると仰られた部分、とても共感させて頂きました。
やはり、ここは百戦錬磨の偉大なる小野先生の個人的な御言葉一つ一つに、理論の補完とも言える気付きが集約されておられると感じさせて頂いております。
つきましては、取り直しは論外であると認識させて頂きました。
先生のサイトでは、度々、感性的な強力な刺激を受けさせて頂き、とても感銘を受けております。
ありがとうございますです。
●十傳より→原則は大切であります。が、それよりも基本的な考えがもっと大事であります。
幼稚園まで住んでいた家にはお風呂がなく銭湯に行ってました。冬になると屋台のラーメン屋とおでん屋がよく出ていました。
ラーメンはスッキリ透明な醤油ラーメン。
今でも豚骨や味噌より醤油が一番!
●十傳より→蕎麦屋のラーメンですね。
丸の内線新大塚駅のちょっと北に「ちゃんこラーメン」なるものを食わせる
ラーメン屋がありました
珍しかったのでどんなものかと思い食ってみました
ン~、ハッキリ言って、不味かったです
恥ずかしげにもなくキャベツの芯なんかが入っていたりして
●十傳より→不味いラーメン屋はなぜか流行るのであります。
ついにあの粛々おじさんが総理大臣になるようでは、日本も完全に終わりですね。ふふふ!!
●十傳より→ありゃダメです。
そういえば、藤沢の牛乳ラーメンはもう食べないのですか?
●十傳より→そーいえば食ってませんねぇ。
なんだか 欠伸しいしい作ったような、締まりのない味噌ラ-メンですね
隠れるように コソッといるのはワンタンでしょうか
私も味噌ラ-メンは好きで、車で30分の所にあるイオンへ行ったときには
1階にある食堂で いつも味噌チャ-シュ-麺を食べます
ス-プは老人・子供に火傷をさせないという配慮からか熱々ではありませんが
何故か飽きの来ない味で、つい同じものを注文してしまいます
8月30日の日曜、この日もイオンへと車を走らせていました
丁度お昼時
頭の中は「味噌チャ-シュ-♡ 味噌チャ-シュ-♡ ぜったい味噌チャ-シュ-」
私の体が心が味噌チャ-シュ-を求めています
そしてイオンの駐車場に到着
車から降りようと助手席に置いてあるバックに手を伸ばすと あれ?
バックが無い ・・・ 後ろの座席かな ? ・・・・ あれ______ やっぱり無い
「まさか、バックが一人で勝手に歩いて帰るはずもない」
「いやいや、今の世の中、何が起きても不思議ではない」
焦り混乱している頭で、ここに来るまでのことをアレやコレやと思い返してみました
そういえば、実家のワンコの世話をしたその足でイオンへと向かったのです
お財布もバックの中なので 後ろ髪惹かれる思いで味噌チャ-シュ-を諦め
急いで実家へと車を飛ばしました
実家に到着し玄関を開けると 盆と正月が一緒に来たような喜び顔のワンコの姿が
そしてバックはというと「なにやってんの」とでも言いたげに
玄関で鎮座していました ホッ
●十傳より→その症状は、そろそろお年頃かもです。
二輪免許をお持ちなのですね。
先生はハーレーを乗り回しているイメージがあります。
実際、乗り回していらっしゃったのですか。
●十傳より→二輪に対して、ある日、ふいに熱が冷めてしまいましたです。