09.23
私メが、占いでお金を得るキッカケとなったのが、この一冊でございます。
まったくの偶然の積み重ねでありました。
断易の鷲尾先生に通っていた頃、声をかけてくれた、お女性占い師によって銀座ジプシーとの縁ができ、そこでTVなど深夜番組に出るよーになり、局で知り合った、仮面占い師が、その知り合いのライターさんに、
「紹介していい? 十傳さんのこと」
ライターさんが手掛けていた占い師本の一ページに、カラスのはく製を肩に乗せ黒いマント姿で載ったのでございます。
その本は、リレー形式でして、今度は私メが知り合いの占い師を紹介するというやり方で、108人の占い師の紹介などで構成されていたのでございます。
ギャラなどありません。
本来ならば、鷲尾先生の教室で声をかけてくれた、お女性占い師を紹介すべきでしたが、そうは致しませんでした。
おそらく、それがジプシー事務所を追放される一つの原因なのだと思い当たります。
それまで個人鑑定を細々とやり、土曜日と日曜日には厚木パルコでの鑑定。
が、占いの収入は、月、10万円を超えることは滅多にございませんでした。
酷い日には、鑑定コーナーに一人もお客様が来ないことがあり、月の収入が三万円以下に落ち込んだことも。
これが数年間も続くのでございました。
さらにジプシーから追放されてからの三か月は絶望などと気取っていられないほどの収入減なのでありました。通帳の残額は五万円以下。
いつかはトンネルから抜けられるという希望などなく、突き当りのある暗い穴を手探りで奥へ奥へと進んでいる心理状態。
現在、たまに占い師の方が鑑定にお見えになることがございます。
「占いで食っていけるでしょーか?」
全員が、このご質問であります。
月、二万円から三万円の収入で、どこまで我慢できるか。
運気とは別にそこがポイントであります。
もちろん現職を辞めてはいけない、であります。
「運気は良い!」
と断じたところで、まだその運気が現実のモノになっていないのですから、占われている占い師さんも半信半疑。ただ勇気を得ただけにすぎませんでしょー。
しかし、低収入で我慢していれば、不思議なことが起こるものであります。
私メの場合、画像の本に掲載されたのがきっかけで、フラウという雑誌から、
「ノーギャラだけど、はみだしで30文字、載せられますが…」
はみだしとは、本文の下の余白をいいます。
そこで、「三千円で男の本心を占います。小野十傳。電話番号は〇〇〇」
そうしたところ、毎夜、電話がかかりっぱなしになりまして、収束した四か月間に80万円ほどの収入になりましたです。
長くなりましたが、平均10万円の収入が、占い師として生活できるひとつの目安になりますです。
小野十傳先生・外さない先生でも、苦労時代があったのですね!
でも、十傳先生は、偶然では無く必然的にホンマモンの占い師さんの御弟子さんとして秘伝を山ほど免許皆伝されているからこそ、今の占聖小野十傳先生が有るのでは、無いでしょうか!
●十傳より→過去の自慢話ではなく、開業をするお方の参考になればと思いまして。
コロナ禍の時代だからと言うのではありませんが
占いでも何でもこの先人々が求めるものは本物。
占いの入口は広くても出口は狭き門
先生のように人の心の裏も表も、酸いも甘いも全てを
ひっくるめて占断できる方はそう多くはございませんです。
●十傳より→何事もインスタントはボロが出てしまうものであります。
参考になります。
気持ちも楽になります。
●十傳より→占いという仕事は特殊分野なのであります。
どの分野でも才能があり、能力も人並み外れる人であっても
その自分の専門分野で食べていけない人はたくさんいます。
こんなやつがと思う、陳腐で全くの似非者が
世の中で名声や収入を得てます。
そんな雑魚と同じ土俵に乗らない生き方こそが、
その才能や能力を活かせる一つなのかもしれませんね。
小野先生は、運に導かれる人であり、
また、運を手繰り寄せる人でもあったのでしょう。
●十傳より→名医ほど、病気を完治させてしまうので貧乏かもですね。
本業のパート収入が月収5~6万円で、パートナーの年収も低く、占いどころではありません。我慢していれば良いことあるのでしょうか。
●十傳より→石の上にも三年半。
はやく断易や四柱推命、奇門遁甲を組み合わせたものを使いこなしたいですね。
●十傳より→大丈夫、それほど難解な世界ではございません。