2023
10.03

占いの依頼の中で、タイヘンなのは家相の鑑定と、命名でございます。

その命名の依頼がございまして、頭を抱えてしまっております。

命名の困難なところは、良い名前を考え出しても、それがご両親に、
「ん~」
と気に入ってもらえないところでございます。

画数だけではなく、生年月日からのアプローチも必要で、そしてあとは閃きであります。
漢字の画数だけに拘ると、まるでお女性占い師名のように、とってつけたつぎはぎだらけの統一感に欠けた名前になってしまいますです。

自然でありながら、工夫が施された名前を思い付くまで時間を要しますです。
そして、期限もあるのでございますから、命名の苦労は並大抵のものではありませぬ。

私メの妹と弟の名は立正佼成会でつけられ、本人たちは自分の名前を激しく嫌っております。
あそこは名前の見本がございまして、「生まれた」と聞くと、そこから一定の基準でピックアップするそーで、妹や弟には、翌日、ちゃかちゃかと家を訪ねてきて、
「良い名前を授かってきたよ」
とフラッパーの祖母が、有無も言わせず決めてしまったのでございますです。

姓名判断専門の易者も同様の手をつかっているとか。

が、そのよーな安易な方法では、自分自身に嫌気が差すのであります。

さきほど、先方の親御さんに「これは!」という名前を提案したのですが…。
すこしキラキラネームだったかも。

今夜は、夢にうなされそーであります。

  1. いわゆる2世やらです。危うくワタクシめも彼らの命名の餌食になるところでした。恐ろしや。同い年と一つ上に同じ名字の女の子がおりまして、同じ命名をもらっていました。恐ろしや。彼女らは「名字○○子A」「名字○○子B」と呼ばれておりました。恐ろしや。ワタクシの名字も国内有名名字5位以内に入るものでしたから、もしかしたらそんな恥ずかしい子供時代を送っていたやもしれません。というか、兄弟とか姉妹で同じ誕生日とかだったらどうするのか……四柱推命とかメジャーなもので決めるものではないのかもしれないと思っていますが、いや、そもそもどんな法則でアレは名付けられていたのか……怖いもの見たさに知りたいよーな、知りたくないよーな。

    ●十傳より→だいたいにして宗教と占いは別物。それを混同して姓名判断なる占いを取り入れているところが胡散臭いのであります。