2023
10.06
10.06
江戸時代の観相家の水野南北が、最後にたどり着いたのが、「食」。
腹八分目にしろ、などの健康法による開運の勧めでありました。
そして、いまはやっとこさの秋。
茅ヶ崎でもこの二日間は、夜間のクーラーは不要でありました。
紫蘇の実が出回る季節なのであります。
使い捨てのキッチン用の手袋をして、紫蘇の実を外すのであります。
手袋をしないと指が真っ黒になるのであります。
そーして灰汁抜き。
20パーセントのあら塩を加えて完成。
そのほかにも青南蛮の醤油漬け。これは良質の麹で味が決まります。
こうして季節のモノを加工して保存すると心がおだやかになるのであります。
テレビなどはさかんにジャニーズの話題で大騒ぎしていますが、芸能界はヤクザが仕切る興業の世界なのであります。
歌舞伎なども日本の文化芸術などと言われていますが、河原乞食のオショシイ見世物に過ぎません。飲み屋で女給に乱暴をはたらこうが、なにをしよーが士農工商以下の非人の末裔なのですから、とてもとても芸とは申せません。
が、世俗をひとときでも離れ、秋の恵みを美味しいものに加工していれば、メディアの作り出す話題に飲み込まれることなく、心しずかに過ごせるのであります。
水野南北の健康法は精神にも通じるかもしれませぬ。
おや、シソの実ではありませんか
偶然にも本日、インスタントコ-ヒ-の瓶に詰められたシソの実の塩漬けを
友人から頂きました
毎年貰うのですが量が多いので食べきれません
でも、キャベツやキュウリのお新香にまぶしたり
熱々の御飯にに掛けたりと非常に美味しい
食する方は何気なく「美味しい」なのですが
それを作り提供する方の労力は本当に大変
ついつい忘れがちですが「感謝」の言葉の重みを
先生のブログで再度認識しなくてはと思いました
●十傳より→単純な保存食ですが、けっこう時間がかかるものであります。