2024
02.25

雪降る夜はムズムズいたします。
午前中から雪雲がたれこめ、それが夕方になってようやく降りだしたのでした。
春の雪ですから、晴れればいちにちで溶けることでしょー。

無駄なよーな気がいたしますが、それは人の一生も同じこと。
無駄な遠回りばかりして、それでいて報われる確率はほとんどないのであります。
それでも歩き続ける徒労さ。

私メが占いを始めたのは、そんな無駄な生き方に嫌気が差したからであります。
占いでなければマジシャン。この二択でありました。
条件は、人に使われないこと。人を使わないこと。自由があること。
マジシャンは年老いればダメになる。
易者ならボケても、それが味になるのでは…。

それで占いに決めたのですが、最初は西洋占星術志望でした。
カッコよさそーだからです。
が、教室が見つかりませんでした。

東洋占いの教室に通うことにしたのですが、なにしろ根っからの中国人嫌いですから心中は複雑至極。
が、生きていくために目をつぶったのでございます。

いくどとなく、挫折しかけました。
占いというものが基本から仮定なのですから。
世界のあらゆるものが、木、火、土、金、水という五行から成り立つという仮定に「まさか、まさか、そんなことはあるまいよ」と馴染みませんでした。

いまでも占いを生業としていることが不思議でなりません。
モリオカの誰一人として、いや、限られた数名しか、私メが易者だと正体を知る人はおりません。

そして老人になりまして、いささかボケております。
ボケが味になっているのかは分かりません。

人は踏み出した一歩で決まります。
いまでは占いに感謝しておるくらいであります。

ただ、最近、目つきがひどく悪くなっており、悪人面化していることが気になりますです。

  1. オノ先生は占い師芸能人です

    ●十傳より→でしょーか。

  2. 長いトンネルを独りで歩いていたあの頃
    先生のブログには何度も何度も救われました
    本当にありがとうございました

    ●十傳より→すこしでもお役に立っていればホッといたします。