2024
12.01
12.01
引き出しの奥の箱の中から、以前、鑑定の際に使用していた懐中時計が姿を現しました。
以前と申しましても、厚木パルコで雇われ占い師としての頃の事ですから、気の遠くなるほどの昔でございます。
懐中時計は、5時をさして止まっておりました。
いつ止まったのか。
止まったとき、私メは何をしていたのだろう。
時は去るものではなく、来るものだというお方もございますが、もはや、そういうセリフは似合わない年齢であります。
荒海に向かって、白髪をなぶらせつつ、水平線の向うを杖の先で示しつつ、
「時は来るものじゃ!」
と叫んだところで「はぁ?」と呆れかえられるだけでございましょう。
しずかに過去を反芻していればイイのであります。
と、思いつつも、時計屋に相談しに行こうかと思っております。
「なんとか動くよーに直して欲しい」と。
「いくら費用がかかっても良いから」と。
止まった時の間に、自分で言うのもオショシイのですが、占いの腕をすこしは上げたつもりであります。
そーして再び、時を刻みだしたら、それはそれで楽しそうなのであります。
この時計は
小野先生の美しき恋のお相手のことも
静かに見守っていたのかもしれませんね
●十傳より→はてはてはて。
私の時は、先生の占いのおかげで、動き出しました。
ありがとうございます。
●十傳より→それはイカったです。
なんか、大きな古時の歌を思い出しました、もう動かないが今の自分にささります。
●十傳より→あれは名曲であります。平井堅が歌ってはげしく残念でした。
今日、嫁さんから、次男が大学の受験に一つ合格したとメールがあり、塾もいかないで、全滅と思ってたので、ちょっと泣いてしまいました。本当は子供の部屋に私が置いたパワーボックスの成果ですけどね。奇門遁甲学んで良かった、ありがとうございます、小野先生。
●十傳より→それはおめでとうございます!