2025
01.29

旧暦の1月1日ですから、招きタヌキをお贈りします。
財宝の神様、ということであります。

モリオカの散歩道にありながら、目立たぬよーに捨て置かれた七福神の一つであります。
人は別の景色ばかり見ておりまして、誰と一人として、この招きタヌキの存在を知りませんです。

と、いうことは、ここで祈りを捧げれば、財宝を手にする夢が現実のものとなるはず。
有名な神社に大勢の人々が詣でても、いちいち願いを聞き入れてくれるはずがございません。
淋しい神様だからこそ、「よくぞ詣でてくれた」とばかりに、お土産付きの財宝までプレゼントしてくれるのではないかと。

ただし、「お金をよこせ」とかと祈ってもそれはお門違いの願いであります。

たとえば私メなら、「よい占いが出来ますよーに」と祈ることで、占いの腕があがり、結果的にお客様が途切れないこととなり、それが財運につながるというわけであります。

食い物屋を営んでいるなら「美味しい料理が出来ますよーに」だし、画家ならば「良い絵が描けますよーに」という祈願こそ、タヌキに通じるのであります。

ここを間違えてはなりませんです。

お札が木の葉になるのではなく、木の葉がお札になるのであります。
この世のファンタジーはファンタジーではございません。

  1. 先生、明けましておめでとうございます。たぬき神様の画像、ありがとうございます。かわいいですね。

    ●十傳より→おめでとうございます!

  2. たぬきはモリオカでの陰陽道の一つでしょうか?気になりますので奇門遁甲的なことかもしれませんが断易の講義でも教えてほしいです。

      ●十傳より→断易、四柱推命、奇門遁甲などは根っこでつながっておるのであります。

  3. 可愛いタヌキに おいでおいで と手招きされたら
    「何でございましょ?」と ついて行ってしまいそう
    私の住む地にもタヌキやハクビシンなどの動物はいます
    ある夜、隣の部屋で
    「キュルルル キュルルル」と電子音に近い音が聞こえました
    「えっ、もしかして猫がまたネズミでも捕まえてきたのでは」
    それならネズミを救出しないとと思いそっと様子を見に行くと
    なんと2匹のアライグマ (キャットフ-ド目的)
    私の姿を見ると猫のために少し開けておくサッシから
    ダダダと慌てて逃げて行きました
    プックリと太ったモコモコの大きなアライグマ
    幅10㎝ほどの猫の出入り口を行き来できるのか不思議です

    ●十傳より→私メの実家にも、手水の水を飲みにタヌキがやってきます。