2025
04.30
04.30
不眠症ではございません。
アッという間に眠りにつくタチでございます。
でも、眠り薬による不自然な睡眠という魔力には以前から興味がございました。
爽やかな大気は健康的で悪くはありませんが、クーラーという人工の気温調節も心落ち着きます。
これと同じ感覚で、人工的な睡眠を試してみたかったのであります。
クスリによって色々と効能の差があるみたいです。
「!」
愛人という言葉が脳味噌の中でスパークいたしました。
愛人と、軽くワインを交わした後、いっしょに眠り薬を口にいれたら、
「おお、ロマンツックだべじゃな…」
この誘惑でございました。
眠りが効き始まるまで、どんなお喋りをするのだろうか。
セックスは食事の前に済ましておき、眠り薬の服用の時は身だしなみを整えておきたいものであります。
白い麻のシャツが似合うかもしれません。
おたがいの手首を手錠でつなぎとめたいのであります。
そのうちスクリューに巻かれるように眠りに落ちるのでありましょー。
ああ、死にたい、死にたい、死ぬのは自由。
しかし、
しかし、翌日に目覚めるのは興ざめ。
しかし、しかし、しかし、練習であるなら…と。
あっという間に眠りに付くなんて羨ましい
布団に入って横になってもナカナカ眠れない
ああ… もう2時だ… 眠れない
あれ… もう3時だ… 何か眠れない
ええ… 4時になっちゃった… 半分諦め
ウトウト… 4時半… やっと睡魔が…
そこに雄猫のタマが「ナァ~ゴ メシくれ」と帰宅
ゴハンをあげないと他の猫を虐めたり私にオシッコを掛けたりの暴君タマ
「オメ~何時だと思ってんだ! ふざけんじゃねえぞ!」と
悪態をつきながらも起きてゴハンを与えるのでした
私の眠りを返せと文句の一つも言いたいのです
●十傳より→何年に一度くらいは、眠り方を忘れ、一時間ほど藻掻くことはございますです。