08.18
執念で岩手山の山頂をきわめたのでございます。
このたびの登山はバテましてございます。
最初は雨でして二合目付近から登山者がみな降りてくるのであります。
が、山の天気は10時にならないとわかりませぬ。
雨をよけるために、がれ場をさけて密林のルートを選びましてそうろう。
すると四合目あたりから日が差し始めたのでございます。
かわりに大量の汗。
汗腺が開きっぱなしになり、汗がだくだくと流れ出すのであります。
体力をいちじるしく消費してしまい、六合目では軽い高山病に。
このままだと下山する体力があるかどーか。
しかし、今死ぬのと、ジジイになって癌で死ぬのと、どちらが幸せなのかという山登りが陥りやすい死生観にとらわれ、いっぽいっぽ、おのれを励まし、ダマしつつ、ついには山頂にたどり着いたのでありました。
画像はガスにつつまれていますが、気まぐれに雲が切れ、数秒間だけ、バカに明るい陽光が思わぬ景色をダイナミックに見せてくれるのでありました。
八合目の山小屋のオヤジはカップヌードルの容器に熱湯を注いでくれながら「今日は五組しか登っていないなぁ」と語るのでありました。
カップヌードルとコンビニのおにぎりを胃におさめると、不思議に体力が戻りましたから、しぼるほどの汗のシャツを脱いで、新しい下着に着替えたのでございます。
画像は八合目からの眺望であります。
ときどき、ダ、ダダダダッ、ダーンと音が聞こえるのは、演習場からの訓練の銃声であります。
ふるえる膝頭をさすりつつ下山。
私メの夏は、こうして終わりを告げようとしているのでございます。
疲労困憊で、2リットル以上の水を飲みながらの登山でありましたが、なぐさめは、つかの間の夏に咲く高山植物でありました。
ふだんは目にもとめない可憐な花を見いるのは、いちじるしい疲労の証左でありましたでしょう。
つかれると眼球の動きも鈍くなり、そのような花を眺めてしまうものでございます。
斜面にへばりついたまま、その花々を、この世の最後の見納めにするのもまたイイのかなぁとも思うのでありました。
いままで気づかなかった、お女性のやさしい声に、いまさらのように気づくようなものであります。
傷つき絶望した時にしか感じることのできないお女性のやさしさ。
ああ、おまえはこういうことを伝えたかったんだね。
取り返しのつかないほど時間が経ってしまってから、はじめてわかる言葉の真意が、ほとんど朦朧とした脳髄をふるわしてくれるのでございます。
いくどとなく尻もちをつきながら、がれ場を下山するのでありました。
まるで大雨に打たれたように汗でぐっしょりになるほど濡れた髪の毛に、アブがまつわりつくのでございます。
それは、下界に戻ったことをしらせる、なまぐさい証でございした。
先生こんばんは。
執念の登山お疲れ様でございました。
更にスタイルを引き締め魅力的に…お女性を釘づけにされるのですね。
近々、少女Aも登山致します、関東近郊ですが。
●十傳より→釘付けならイイのでありますが、発汗しすぎて福神漬けになっておりますです。
無事でよかったです。また勘を身につけるような登山ですか?ご苦労様です。
●十傳より→ハイざます。ゴ苦労いたしましたです。
登山 お疲れさまでした。
足の爪は大丈夫でしたか?
一枚目の写真、20歳ほど若々しく写っていますね。
足もとに写っているのは、狛犬…?
神社があるのでしょうか?
●十傳より→頂上だというシルシにお地蔵さんとか誰かが持ってきたようでありますです。いま足の指はしくしくと痛んでおります。
小野先生、これはまさにフルマラソンと同じ心理状態です!
30キロ超えたあたりはもう完全に精神修行。
自分を見つめる時間、研ぎ澄まされてくる何か、がありますから。
●十傳より→ドラッグのようなものかもしれませんです。
狛犬、お地蔵様・・・みなさん頂上記念グッズを担がれて登るわけですね!
たぬきの置物もよさげですね。むぎわらかぶって、酒徳利持ってるやつ、
アソコの袋は大きい方がいいな~。
●十傳より→額入りの顔写真(アメリカ人のヤツ)まで置かれていましたので、踏んづけて割って、火口へ蹴飛ばしてあげましたです。恐山ではありませんので。
先生こんにちは
明日急きょ登山する事になりました。
お天気だと良いのですが。
神奈川県のお山です。
●十傳より→天気よりも駐車場であります。なるべく早朝にお出ましにならないと…。
先生こんばんは。
ありがとうございます。
今回は電車で行きます、相方は男性ではございませんで
女性のお医者様と行きます。
●十傳より→では帰りのお着替えもご持参くださいまし。大汗で大変でありますから、いろいろと。
いいな~。
実は私、登山にも興味ありまして。
近い将来始める予感がします。
気をつけていってらっしゃいませ!
●十傳より→はじめるといっても、ただ登れば登山でありますからね。
マラソンもただのウォーキングから・・だったんですよね。
まさか自分がこんなに走る人になるなんて!
大学時代に登山部だった人が身近にいまして、ひょんなことから
お誘いをうけました。
まずはお気楽に山歩きから参加予定です。ワクワク・・
●十傳より→マナー違反の登山がもっとも魅力的でありますですよ…といってもダメでありますですね。
Zu Zu 様こんばんは。
ありがとうございます、行ってきます。
そうZu Zu 様、四谷三丁目の近くのイタリアンご一緒致しませんでしょうか?
先生から教えて頂いたお店です。
週一は四谷三丁目界隈に仕事で行きますので。
●十傳より→ちょっとちょっと連絡網じゃありませんですよ、このブログは。
ここはひとつ、大目に見てあげてください。
ZUZUさんは、少女Aさんのファンなんですから。
その少女Aさんからのお誘いですよー!!
●十傳より→いえいえ、それはなりませぬ~♪。お個人様の情報は、どのようなことがあっても教えられませぬ。よって、このブログでは、両者の仲を取り持つことは無理と諦めなされよ、ってな感じでありますです。ハハハハハッ(甲賀の金剛の笑い)
あわてて返信しています。
先生のブログ、連絡網にしてしまい本当に申し訳ございません!
両者取り持つのがご無理なら、小野先生を囲む食事会を
●●月●日(●)●●時に●●●●●でいかがですか?
先生の食事代は私たちが喜んで払います!!
イイ!様もぜひぜひ。
※このコメントダメなら削除してくださいまし(泣・・)
●十傳より→無理なら、それなら私メをダシに使うってわけでね。校庭50周!
はい!!
校庭50周は少なすぎます!
サロマ湖一周は走って反省します!
●十傳より→オヤジギャグならぬオババギャグでありますですか。
すみません。。。
サロマ湖の100キロウルトラマラソンに例えていました。
今度は大学時代の秋の同窓会を例のイタリアンレストランで行うとの通知が届き、腰を抜かしました。
●十傳より→サロマかぁ。とおいとおい昔の恋物語をふと思い出しましたであります。
Zu Zu 様、早速ありがとうございますm(__)m
イイ様、絶妙コメントありがとうございますm(__)m
先生の事務所にご挨拶に、いかがでしょうか?
その後は自由行動で……先生いらっしゃいましたら是非
お食事ご一緒にお頼み申しますm(__)mm(__)m
●十傳より→しつこいでありますね。一件落着!
私にまで気を使っていただきお誘い光栄です。が、「きちゃった!」と訪ねるにはあまりにも、トウがたちすぎておりますので(自己申告)遠慮させていただきます。しかもふらっと行ける距離ではありません。ひとまず、お礼まで。
●十傳より→意味不明ですが、たとえ若くても「きちゃった」はご遠慮ください。さもなくば、お金をいただきます。
先生こんばんは。
無事登山終了致しました。
汗で化粧は落ちましたが唯一眉毛だけ落ちずに、ほっと致しました。
次の登山は静岡県に決定になりました。
●十傳より→ご無事でしたか…。