2013
01.06

正月も六日目となると、人々はふたたび濁情に悩むようであります。
「彼と連絡がつかない」
「別れた方がいいのでしょうか」
「もう死にたいです」
という感情がせきを切るのであります。

「オタクはもう40過ぎなんだから、年相応に落ち着きましょう」
てなセリフを発しようものなら、攻撃対象は私メに向けられるので、この言葉は禁句とせねばなりません。

が、悩みというものは、その種子は自分の内部にまかれているものであります。
「こういう場合なら、自分は浮気をするだろう」という種がある以上、相手を疑うことになるのであります。
それを防ぐ手立てはありませぬが、年相応というプライドが、唯一の、トラブルの防止策なのではありますまいか。

「10歳以上も年上だと安心していたのに、あなたから年のことをいわれるなんて心外だわ」
と叱られたことがございますです。
「わたしは魂の年齢で数えているの」
とワケの分からない理屈をこねたと思うと、キキキッ! とヒステリー症状を起こし、
「ジジイのくせに、何を学んできたの。学習ってないのね。相変わらず!」
こうなっては、終わりであります。

内心、ニヤニヤして、言わせるだけ言わせるしかありませぬ。

が、やはり年相応という落ち着きは、お女性を魅力的にさせる心のメイクだと、私メは譲ることはできないのであります。

おみくじ代わりにガチャポンをやったら、ヤモリが出てきまして、それをブローチに加工いたしました。

そう言えば、
「キミとオレはトカゲのしっぽのようだね」
と言ったことがありました。
腐れ縁の意味の皮肉だったのですが、これがけっこう気にいったらしく、
「黒トカゲの相性かな」
とご満悦。

2013年のお女性に言いたいのであります。
どーか、感情で自分を見失わずにいてくだされ。

バレンタインの準備は、年相応という心のメイクから始めてくださいまし。
「もう、30だろう」「アラフォーなんだから」「50歳越えたらば女じゃないよ」などの数々の言葉の暴力に対して、「それがどうしました?」と悠然とかまえて欲しいのでありますです。

これだけで悩みの半分は消えることでありましょう。

13 comments

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  1. 小野先生ちなみに私もどうやったら金運が上がるのか自分でも試しました。
    中でもこれはと言うものを列記いたします。全て実践済みの体験から。
    破れたり、汚れた財布は使わない。お金が入ってこない、入らなくなった。
    お札は必ず向き、方向を揃える。上下、裏表、お金が喧嘩して出て行く。
    小銭は家に帰ったら財布から出して持ち歩かない。
    財布に蛇の抜け殻を入れている。
    財布を持ち歩かない。
    財布は蛇皮しか使わない。
    お札は絶対折って入れない。お金が苦しそうとの事で2つ折の財布は使わない。
    お札は逆さにして向きを揃えて入れる。逆さにしないと出て行ってしまう。
    毎年、同じお守りを頂いて財布に入れている。
    財布の中に、自分にとっての幸運のアイテムを入れている。古札、五円玉、石、お守り、形見、写真、などなど。
    財布は定期的に買い換えること、1から3年を目安に。
    良い財布の材質はビニールや合皮よりも天然素材のもの。天然革が良、綿等も良。値段やブランドは関係ありません。
    色は外側が黒、茶が無難です。
    内側は黄、金、白が良い。最近は黄色の財布も多数売られています。金運は悪いことは無いのですが、黄色は散財、浪費を招く事もあるので注意が必要。お金も入ってくるのですが、出費もおおくなる事があります。あまりに金ピカ、キラキラの財布は散財、浪費、負債を招く元凶。派手なこと自体が一概に悪いことではありませんが、限度を超えれば行く末は決まっているものです。
    赤の財布は金運は凶。
    白、緑、青の財布は悪くは無いが相性によるので注意が必要。
    お金はお金だけ他のものと混同して入れない。お札の中に領収書、サービス券等を混ぜて入れないこと。お金はそれらと喧嘩して居心地が良くないでしょう。財布の中の仕切りを上手に使うことです。吉田稔

    ●十傳より→吉稔財布をお作りあそばせまし。売れそうでありますですよ。

  2. 先生 こんばんは。
    パワーボックスなのですが、ウチのネガティブパワーで枯れてきてw植え替えが必要です。観葉植物を入れるのは、ガラスではダメですか?それから土の代わりにハイドロボールじゃダメでしょうか?

     ●十傳より→ガラスでOK、ハイドロでOKであります。枯れたら新しい植物と、すみやかに交換してくださいまし。

  3. あけましておめでとうございます!!(既に6日。汗)
    今年も先生の日記を楽しみにしています。
    で、ですが…。

    > 「わたしは魂の年齢で数えているの」
    年のことで言われてこう反論ですかぁ。
    人によっては

    魂で数えて若く見える = 未熟です(かまってください)

    こう捉えられちゃう気がするんですが…。
    とても必死だったんですね♪
    年齢をごまかしたり「いくつに見える?」という会話に
    何の意味があるのか解らない私が目の前でこの
    セリフを聞いたら大笑いしてしまいます、多分。

    (多分ダメなんだろうな、微笑むだけにしてないと。笑)

      ●十傳より→矛盾に満ちて笑止の言葉でも、ご本人様には大真面目なわけであります。そして、その言葉の裏に、やはり年齢を気にしている本音が隠されているのでありますです。

  4. また出陣されたのですね…。

    年相応っていい言葉ですよね!

    若く見えるのはいいことだけど、あんまり無理して痛々しい人にはなりたくないし、
    この先は、
    「あんな50歳っていいよね」
    「素敵な60代だよねぇ」
    と思われる女性になりたいです。

      ●十傳より→相手に何も求めなければ、簡単にイイ女になれるのでありますです。

    • 確かにそうですね。
      若い頃は、彼氏に無茶な要求しすぎてフラれるパターンが多いですよね。

      求めるのはベッドの中だけがいいのかな。
      いや、それも年相応ですよね。

      ●十傳より→ベッドではもとめるより、もだえることでありますです。

  5. 先生あけましておめでとうございます。
    今年も宜しくお願い致します。

    バレンタインは年相応なのですね。

    年の数でなくて良かったです。

    年長者の方へのバレンタインはピップエレキバンに致します。

    ●十傳より→まだ売っているのでしょうか、ピップエレキバン。

  6. ”年相応という落ち着きはお女性を魅力的にさせる心のメイク”、

    なんて素敵な表現でしょう!
    新年早々、すごーく元気をもらいました♫ありがとうございます。

    お顔の難点をカバーができるメイキャップアイテムはお店で買うことできますが
    心の美しさと透明感を保つためのアイテムは、どこにも売っていませんものね。

    そういえば、私は縁あって年末に韓国で目の周りを中心に顔のシミを取ってきました。
    あんまり気にしていなかったけれど、取ってみると顔が明るくなって自信がついて
    良かったと思っています。

    年を重ねれば重ねるほど、奥行きのある素敵な女性になりたいものです。

    今年もブログ&メール、楽しみにしています。

      ●十傳より→「余裕」はイイ女になるための必需品でありますです。

  7. 先生こんばんは。

    天使の免罪符お礼報告です。

    昨日、生まれて初めて!こんなに高級で美味しい蕎麦と生ハムを知人から頂きました!

    早速、蕎麦は食べまして唸る程においしゅうございました。
    生ハムは肉食絶ちしており食べれませんが。
    有難うございました。
    また本日は病院日、主治医より何と言われますか!?ドキドキです。

    毎回、主治医より診察室前で放送マイクで名前を呼ばれますが一昔前のキャバレーのホステスさんみたいで「少女Aさん〇番どうぞ!」

    楽しみでございます。

    ●十傳より→ものを美味しく食べられるということは、心身の状態も良好ということでありましょう。

  8. 先生、ぼくも先生の本を参考にして、植物のパワーボックスを作ってみたのですが、
    シーズンが終わり花が咲き終えてしまっているのですが、
    その植物は枯れているわけではありません。
    このまま育てた方が良いのですか、それともどこかに捨てて
    新たにこれから咲く植物のパワーボックスを作った方が良いのですか?

    ●十傳より→観葉植物でなければいけないのであります。つまり花の咲く植物は避けることでありますです。

  9. 去年の12月に『ガラクタ一掃!開運片づけ術』買いました!
    紹介されていた開運植物、金運と仕事運にあまりに高い効果が出ましたので(先生、本当にありがとうございました…涙)、同じ鉢に恋愛運を引き寄せるアイテムも同居させようかと思ってしまいましたが、欲張ってはダメですか…?

    ●十傳より→同居させても悪くはないのですが、金運と恋愛運では、月によっては置く場所が異なることがありますれば、別々に作ってもらった方がいいのであります。

  10. 人は主観でしかものが見れない。だけどあまりに極端に主観でしか見れない人もいるようですね。
    例えば、女性が誰でも年齢を気にしている訳ではないのに、自分の主観でしか物を見ないと、相手が言ってる単純なことすら思い込みから勘違いをして年齢の事でイライラしてると読み間違えてしまいます。
    偽薬をよく効く薬だと言われて、本当に腹痛が治ってしまうように。人間の思い込みには力があります。
    主観から読み違い、勘違いして、相手を問題の趣旨とは関係ない内容で貶めて悦に浸る・・だとすれば、もう、お互いに前進できないですよね・・。
    「真実を見ない」とはそういう意味を含んでいるのでは?
    と、読んでて思いました( ^ω^ )

    ●十傳より→主観に極端も平凡もありますまいですね。真実っておしょすい言葉でありますし。ギャッ!

    • 年齢を気にしない女性っているかしら。
      匿名ちゃまだって、気になさっていると思いますよ。

      主観に平凡も極端もないっていう先生の言葉はツボをついてます。

      最近、わたしも男女に真実なんて求めちゃいけいないって分かりましたよ。

      ●十傳より→いろいろ事情がおありの方もいて、だから面白いのかも知れませんです。みんな自分の世界で生きているのでありましょう。濁情も一人芝居ってとこもありますですね。

      • 他人の世界で生きていても仕方ないですしねー!
        濁情とはそもそも一人上手ですよね?

        ●十傳より→一秒間なのか一年なのか、クロスする時間、相手の世界で遊ぶのもまた濁情かと…。その遊べる才量があるかどーかが問題でありますけど。