04.01
水若酢と書いて、「みずわかす」神社と呼ぶのであります。
隠岐の島で、あまりにやることがないので、そういった神社などを巡ったのでございます。
いや、宿の人の、
「いいときに来ましたね、今日は結婚式だから」
の言葉につられたのかもしれませぬ。
結婚式だから良い時に来たと言われても、私メにはまったく関わりあいのないことでございます。
赤の他人の結婚式に…。
しかし、ヒマなので宿の人の車で、連れてこられたのでありました。
そうしたらば、やや、古式ゆかしきヤツが始まったのでありました。
ホニャーという管楽器は、なんと神主さんの笛の音ではありませぬか。
録音の再生などではなく、完全なる古式ゆかしき、なのでありました。
このような結婚式は始めてでありますです。
新郎も花嫁も22才の若造クン。
親族たちにお辞儀をされ、私メもペコリ。
この島は、お金がすべてではないようであります。
嫌われたら、もう島には住めなくなるのでしょう。
心とか精神などという大上段かまえはみじんもないのでありますが、生活できるほどのお金があればイイのだと、島民たち一人ひとりが信じていて、それがしずかに伝わってくるのであります。
心が清められたところで、達磨みくじを引きましたら大吉。
内容はけっして大吉ではありませんでしたが、大吉なのでありました。
そういえば、名物に相撲があり、同じ対戦相手と二回勝負する慣わしとか。
そして、最初に勝った方は、二回目には負けなければならないとのことでございます。
「八百長…と思うでしょう」と宿の人。「でも、それが島の人情なんですよ」
それを聞きましたから、
おみくじは、大吉しかないのかもしれませんです。
15年前にも、やはりココでおみくじを引き、やはり大吉だったような記憶がございますです。
ぜんぜん関係のない画像ですが、
いまどき、貧血防止にホウレンソウを食べるのであろうかと、懐かしさのあまりにシャッターを切ったというわけでございます。
孤島という場所は、「もうこれ以上、頑張らなくてもいい」とホッとした気分になれるのであります。
四方は海なのでありますから…。
情報を遮断することも、たまには正しいようであります。
体内の毒が消え、魂が浄化されていく実感を肌で感じることが出来たのでありますから。
ホニャーで吹いたー（笑）
先生のこういうの、たまにストライクで、あとを引くんですよね。
私も、今どき貧血防止にほうれん草を食べる懐かしい人種です。
ついでに言うと、電子レンジを信用できません。（ま、使いますけどね）
この島で生活できるか、と聞かれたら、うーん…不安だけど、
でもなんか、いつか帰りたい場所のような気がします…。
●十傳より→電子レンジはガンの元だと、亡師匠は信じて疑いませんでありました。
22才で外界ではなく、島で…現代のエデンでしょうか？
離婚とか再婚とかDVだとか不倫だとか…あり得なさそうだと思いつつ、あの境内の裏の木立のアタリで…なんて、妄想も不純で楽しくなるようなところでしょうか？
●十傳より→人の世で行われる一切のことが、島内で行われないわけがありませぬ。
私もぴょんさんと同じで
ホニャ－で吹き出しました。(脳裏から離れません)
先生のこのような表現は大好物です。
度々気になっていたのですが、
このように遠出をする際には
ワンちゃん達はどうしているのでしょうか。
誰か知り合いの方に頼んでくるにしても
やはり ･･･今頃どうしているだろう･･･
と気になるのではないかと思います。
●十傳より→犬たちもでありますが、最近、カメ子が冬眠から目覚めたように一階の薄暗いトイレの奥の水槽で、ゴットン、カタカタと動いておりますです。
ホニャーはウケましたよね！
でも私の笑いは、ハードルが低い上に、ポイントにズレもあるそうで…。私がウケたからといって他で使うと滑るかも。
…と、一言添え忘れたことを心配していましたが、ウケたのが私だけではないということで安心しました。
●十傳より→どこがウケたのか、私メには分かりませんです。
子供の頃に読んだ筒井康隆さんの『緑魔の町』。
いつの間にか周りの人々が緑人間＝宇宙人に浸食されていく話だったのですが。
緑人間はどこぞの国の人々のメタファーだったのでは？
大人になってからそう思うことが多々あります。
ＮＨＫに限らず他の民放、マスコミ、国会を構成する人々、経済を牽引する人々…
繁殖力のある緑人間に、日本はいつの間にか浸食されている。
日本人を称して日本で生を営んでいても、心は故郷にある緑人間。
そしてどこの町もすでに半数以上が緑人間にとって変わっているかもしれません。
そして日本人は、奴隷を自覚しない合法的な奴隷になっているのかもしれません。
もうここは日本であって日本ではない国かも。
戦争などという血生臭いことをせずに、乗っ取りは既に完了。
どこに日本人がいるのかしら？
先生に頑張っていただいて、日本人をバンバン増やしていただくほかありません！
とりあえず、お元気な日本人は先生しか知りませんので…です。
被害妄想モードのヤバイお話でした。
●十傳より→明治維新から日本は崩壊の道を進んでいるのでございましょうか。鹿鳴館文化のお粗末な美意識が問題でありますです。テレビを消しスポーツに背を向けて、ひたすら股間と言う現実を見つめるべきかと存じます。