2011
07.22
被災地の写真ではございません。
机の引き出しから出てきた、若かりし私メの恥ずかしき姿であります。
東北弁で、恥ずかしいということを「おしょすい」というのでございます。
台風6号がプレゼントしてくれた、真夏の涼しさに、こういうスキーのあたたかなファッションもいいのではないかとUPいたしたのであります。
じっさいは左右に女の子をはべらしております。それはカットいたしました。
前日に酒盛りしまして、二日酔いのために冴えない表情をしておりますですが、いま眺めますと、つやつやな肌をしておりますです。
季節は一月で、美容師さんたちと新潟の上越国際スキー場にいったときのものかと思われるのであります。
おしょすくても、私にしてみれば懐かしい一枚なのでございます。
まだまだアナログな時代でありましたな。
よもやITなどの時代が到来するとは思ってもみないことでした。
まったく苦しい時代になったものです。
ますます文明が進んで、辛い時代になっていくのでありましょうか。
さいきん、震災前に死んだ人は幸せではなかったかとおもうようになっています。
なぜと言われても困ります。
なでしこジャパンに美女が不在なのとおなじように。
澤選手の髪形を誰も何ともいわないのと同じように。
今日は7月22日。涼しい一日になるらしいです。
暑さは明日からという予報。
こういう記憶をブログにでも刻んでおかないと、忘れてしまいます。
涼しい貴重な一日を、「寒さの夏は…」とくちずさみつつ、おろおろ歩こうかと思うのでありました。
それにしても、おしょすい写真であります。
やがて削除するかもしれませんですね。
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十傳の日記 /
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2011
07.21
台風のすぎさる音をききながら、いただいたホタテを刺身にして食ったのであります。
ワインは、マスカットの発泡酒。なんと値段が350円なのであります。
これが三千円くらいのワインと比べても、なんらおとることはないのでありました。
ワインは値段ですべてを決めることのできない数少ないモノであることを痛感したのであります。
それは、20代の女だから良くて、40代の女はダメだと頭から決めつけることはできないという真実に通じるものかもしれませんです。
ホタテは北海道は稚内産。
崎陽軒で使うホタテは北海道の稚内産でありますが、稚内は稚貝を海にばらまき、自然に育てますゆえ、身がコリコリと引き締まっております。
が青森や三陸のホタテは、紐に固定して育てますから、身はやわらかいのであります。
どちらも、それぞれ。
ねそべってもピンとたつオッパイと、やわらかく崩れるオッパイのどちらもなかなか美味というようなものでありましょうか。
刺身を堪能した後は、焼いて味わうのであります。
これがまた絶品!
屠汁というか肝というか、そこから食いちぎり、最後に丸裸になった貝柱に歯をいれる一連の食い方はまさに野獣的なのであります。
最後に煮汁をすする幸せは、なかなか味わえるモノではありません。
かくして幸せな一夜は更けていくのでありました。
10枚もありまして、それをペロリ。
ご飯もなにも食えません。
ワインの酔いのここちよいけだるさに、床に身をよこたえるのでありました。
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2011
07.20
大騒ぎするほどの台風ではありませんけれど、今日は朝から雨。
すこし前までは、淫雨だとかいって、こんな雨の日は官能的になったものでありました。
振り返りますと、雨の日は恋を叶えるには最適なのかもしれません。
「雨になりましたね」
と初デートに駅で雨空を見上げたりしたときから恋が始まっていたりしたものでありました。
夏の雨は熱気をさましてくれるので気持ちがいいのであります。
傘もささずに、濡れたシャツを肌にはりつけて歩いている男女の高校生のすがたを、どこか懐かしく眺めたりしております。
雨の音をかんじながらホテルの一室で悦楽をむさぼりあうのも、また、一度は体験したいフシダラでありますね。傷つけあうくるしい恋にあっても、ゆいいつ、あとになってから微笑ましくおもえる想い出になることでありましょう。
窓をつたう雨粒を、ひさしく見ていなかったなぁ、なんて感じているのでありますよ。
前ばかり見ず、たまにはボンヤリと雨の色をきくのもわるくありません。
感傷にひたるのはこれくらいにして、さてさて、女盛りのカメ子の餌がなくなりましたから、これから買い求めにいかなければなりませんです。
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独断的恋愛論 /
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