2011
07.04

海開きの最初の日曜日でありましたのに、湘南サザンビーチはこのように閑散とした有様でありました。

TVのニュースでは、この日の水の犠牲者はとても多かったとか。片瀬のあたりもたくさんの人出だったとか。
けれど実際はこうなのであります。

ニュースの報道などあてにはできませぬ。カメラなど写し方でどうにでもなるものであります。
お盆にモリオカに帰ったときもそうでありました。
新幹線は空いていて空席もありましたが、帰省ラッシュとかで、モリオカ駅のホームには人があふれんばかりにTVに映し出されておったのでございます。

いや、湘南海岸のさびれ方は、やはり放射能の影響なのでありましょうか。読売新聞で日々の放射線量を公表していますが、茅ヶ崎はかなりの放射線量で驚いているのであります。

震災の報道のなかでひとつだけ心温まる西山氏の不倫だかヘンタイ愛のようなものがございましたが、そのご、彼の姿がTV画面から消えたのはまことに寂しゅうございますです。
どうせなら相手の女のことも紹介して欲しかったのであります。

被災者の身になってとかいう神経質な配慮には飽きましてございます。
芸能人の「被災者のみなさん…」という語りかけも寒気がしてまいります。

いつの間にか夏の花が咲き誇り、人間のおかした罪の重さを痛感させられるのであります。直接に原子力にタッチしたわけではないのに、ソリューションの方法をみいだせぬままたくさんの原子炉を設置した罪は、まるでバベルの塔なのであります。

屁理屈をつけて、ふたたび原子炉を稼働する動きがあるようでありますが、まったく救いようのない民族としか思えませぬではございませんか。
原爆を二個も投下されておきながら、その犯人であるアメリカにニヤニヤともみ手ですがる民族でありますから、私の理解を超えるのであります。

あきれ果て、お前たちとはいっしょに暮せないと、あの世に逃げたくなってしまうのであります。
あほうじゃのう…。