2016
10.08

この時は、まだ、そーなることを知らないのでありました。

小田原から神戸までの新幹線の中で、みそ汁などを堪能しておりました。
神戸、十傳スクール断易初等科二回目の日なのでありました。

ニセのレザーボトムに、チョッキなどを合わせて、カッコよくキメたつもりでありました。

が、新神戸に着いた時、これはヤバいと直感したのでございます。
「暑いぞ…」
念のためにタクシーで。

最初、水杜先生に、先月のおさらいをお願いし、私メは周辺を散策したのであります。んだって、フラワーロードというだけあり、キレイなお花に誘われたんだおん。
ところが、気づいた時は神戸の坂道を登っておりまして、汗が、汗が汗が汗が、でございます。

なにしろニセのレザーのズボン。つまりはビニールの雨合羽を履いているのと同じなのであります。
下半身は汗で濡れ、それが揮発しないで、蒸れだしているのであります。

会場に戻りまして、便所に駆け込み、ズボンを膝までずり下ろし、汗をなんとかしようと無駄な努力を重ねましたです。

関西では高級スーパーだというところからケーキをいただきましたが、暑いので喉を通りませんです。
可愛い受講生の方々は、私メの知らぬうちに冷房をオフに。

ふたたびズボンの中が蒸れ出していることを自覚しつつ、「仇神はですね~」とかなんとか講義を続行したのでございました。

帰りの新幹線では、周囲に気付かれぬよーに、ウエストに隙間を作り、汗と変なモノの入り混じった臭気を漏らすのでございました。

自宅でシャワーを浴びましたら、ぬるぬる感が洗い清められるまで、いつもの五倍の時間がかかりましたです。