2016
10.15

完全に、受講生のみなさまに、貯めておいた四柱推命の知識を吸われたのでございました。

帰りの東海道線は、心なしか頼りなく、ホーム降りても真っ直ぐに歩けないのでありました。

甲日生れの卯月の途中まで進むのに、なんと6時間も要し、ゴールの遠さを感じました。

けれど、癸日の丑月を終わったあとは、「もうメリットなし!」と背を向けられるのは必定。
講師の宿命なのでございます。

あたたかなお女性の瞳が、急速に冷え込むことだろうと確信いたした初回の、四柱推命卒論科でありました。

私の言葉をシャカシャカとペンの音を立ててノートに写し取り、そこから脳髄に沁みこませることでございましょう。
四柱推命の考え方、そして鑑定のコツ、果ては、推命通りではない人たちの判断など、理論と、これまでの実占経験のすべてを、ご伝授するつもりなのでありますから、これは自業自得と申すもの。

もはや、これ以上の講義は、どこにいったって受けることはできないのであります。

が、いまは、ただ眠りたいだけ。
マドンナたちのララバイが、胸に沁みるのであります。