2017
07.02

日曜の神田は、うまい立ち食いそば屋が休みなのであります。

が、今日は半夏生。
タコとかうどんが開運メニューということなので、冷やしたぬきをすするのでございました。

朝にたぬきを胃袋に納めますと、十傳スクールが終わる16時までもつのであります。

奇門遁甲初等科の最大の難関である「八門の配布」の方法を講義しなくてはなりません。
遁甲の方位盤のロジックは理数系の頭脳を要求され、それとは別の、それぞれの方位の解釈は文系の頭を使わなくてはなりません。
よって7月の暑さの中では、かなり骨の折れる作業でありますが、ここは乗り越えなければなりませんです。

やはり、受講生の皆様は酸素不足の魚のよーになって、それはそれはお気の毒でありました。
「もう後期はでませんよ」
などと脅迫するお方もおりましたから、私メも弱気になり、「それでは例外盤の作成方法は次回に回します」とすごすごと退きましたです。

それでも帰りまで、胃袋に何も入れずに頑張り通せましたです。

奇門遁甲のロジックを完成させた奴はどーいう人間だったのだろうかと思いを馳せるのでありました。
病人だったのか…、いやいや複雑なロジックを病人では考えられないだろう。罪人で牢屋の中で考えたのか…、それはあり得そうであります。

いずれにしろ色事とは無関係のヤツだったよーに思えるのであります。
快楽に溺れていては放り出してしまったはずでありますから。