2018
01.03

中身は、断易の神蓍であります。

これをバッグに入れて、本日は初筮。

運命学に手を染めて、数えるのも億劫なくらいの月日がたったよーに思います。

「これも運命、それも運命」と、成功も失敗も運命に配されているのだという立場をとっているうちに、友たちが一人去り、二人去り、ついには年賀状が一枚も届かないのでありました。

淋しくもあり、身軽で心地よくもあり、であります。

が、世の中には、私メの占いを求めていてくれるお方もあり、それはそれは有難いのでございます。

人は一人では生きられないだとか、仲間に支えられているなどの言葉が独り歩きしておりますが、それは言葉だけでして、けっこう仲間なしでも大丈夫なのであります。
むしろ仲間は不要。
イイ歳をしたオヤジが、仲間とつるんでいる姿ほど、醜いものでございます。

では、Uターン客でにぎわうだろう東京駅へ向かいます。
盆暮のたびに帰省するほど郷里が大好きなら、そこに住めばいいのに…と常々思うのでございますが、それはそれで致し方のない運命なのでございましょう。