2021
04.18

かれこれ30年以上の手作りの、断易の勉強道具が出てまいりました。

4月24日(土)の断易初等科のオープニングは、モリオカの実家からのリモートになることになりますです。
受講者の皆様には、明日、4月19日(月)にでも、リモートのURLをメールでお送りする手はずになっておるのであります。

断易初等科は、最初、断崖が待っております。
講義としては、12支の説明、五行の生剋、合冲など基本的な解説をいたしますが、突如として、64卦の構成について説明することになりのでありまして、この64卦に、それぞれ12支を振り、兄弟とか子孫などの六親を配当することが、頭脳を激しく混乱させるでございます。

が、ここを通らなくては、断易の内容を語ることはできません。
その手掛かりとして、手作りの断易UFOが役立つのでございます。
断易UFOと名付けたのは、師匠の、鷲尾先生でございます。

作成しているうちに、断易の構成が分かってきますから、作成することに意義があるのであります。

疫病前までは、師範候補生の水杜先生が、お手製で、受講生の一人一人にお渡しになっておりました。
忌々しい疫病のために、水杜先生のお力をお借り出来ず、仕方ないので私メが眠たくなる声で解説いたしますです。

裏面は、奇門遁甲盤の早見盤となっておりますが、あえて未記入となっておるのであります。
色とかをクルクルッと合わせると、八方位がたちどころに出るという仕組み。

もはや、老衰してしまったドタマでは、このような盤を考案することはできないのでございますです。
デスクワークのアルバイトをしながら、経営者の目を盗んで、何週間か没頭して、
「出来た!」
その感動はいまでも忘れられませんです。

奇門遁甲の早見盤はともかくとして、断易の講義を何年かぼそぼそとやってきて、自分でも講義の精度がUPしていると自信を深めておりますです。

丁寧すぎるかな、すこし突き放した方が、受講生皆様にとってはむしろタメになるのではないか。などと鷲尾先生の冷淡な講義を思い出しつつ、
「しかしなぁ」
講義をしながら、あらたな発見があったりしますから、受講生の皆様の講義であると同時に、私メ自身のための講義でもあるのであります。
「手抜きはできない」
の結論に落ちるのでありました。

では、断易初等科A、ご期待くださいまし。