2021
04.23

有名店でもない、なんでもないけれど、バカに美味しい蕎麦を出す店が、モリオカの郊外にあるのであります。
天婦羅もエビとかそういうモノではなく、裏の川端に自生している、バッケとかウドなのであります。
季節によっては、ハコベも天婦羅にして出してくれるのでございます。
天婦羅の盛り合わせが250円。
蕎麦の値段もおって知るべしでございます。

私メは、ざる蕎麦に直接に唐辛子やワサビをぶっかける派であります。

そして、かけ蕎麦も追加注文。

県内の感染者は8人とか9人とか。
「今日は多い方でねが」
東京から見ればゼロに等しいのでありますが、みなマスクを厳重にかけているばかりでなく、街はひっそりと静まり返っているのであります。

この蕎麦屋も、感染対策をキッチリしております。アクリル板。雑誌や新聞の類はなく、水も自分でコップに注ぐことはできません。
元来、真面目な県民なのかもしれません。

携帯が鳴り、釜石の叔母から、
「6月の法事どうしますか?」
フラッパーの祖母の命日には、いつも母の兄妹と子供連が、温泉に繰り出すのであります。
が、感染が心配だとの電話でありました。

「もう旅館取りましたから、行ぎますよ、だって…」
だってと申しましたのは、川崎に住む母の末の妹の息子。つまり私メの従弟でありますが、大谷選手似の色男でございます。
彼が、なんと20代の彼女と、けけけけ結婚とか。
40才近くの差であります。彼女のガガハマの方が従弟よりととととと年下とか。
だから、だって、なのであります。
「見なくちゃ、彼女を」

とかなんとか長電話になりまして、蕎麦がねたねたになってしまいましたです。

どう頑張っても、占いの話題にリンクできませんでしたです。