10.22
つたない文字であります。
下書きですので、これからお清書をばいたしますです。
コレは私メの控えでとなるのでございます。
命名が決まり、それから四柱推命をもとにして『命名譜』を作成するのが本来の姿であります。
本来の姿は、でも色々でありましょーから、私メのヤツだけしかないというのではありません。
料金は戒名に準じて決めるのでありますが、できれば命名譜のない、安いヤツでお願いしたいのであります。
赤ちゃんの名前ほど頭を悩ませるもはなく、料金の問題ではないのであります。
誕生日時から、四柱推命で、一生の傾向を占い、それを語っている漢詩から抽出し、鑑定書に書くわけで、これが非常にお手間なのでございます。
一生の傾向と言っても、同時刻に生まれた赤ちゃんはたくさんいるはずです。
同時刻に誕生したあかちゃんの人生は様々。
それであっても、傾向は似ているのが面白いのであります。
いつだったか、私メと同じ誕生日時を彼氏にもつお女性がいらっしゃいました。
彼の職業は英語の教師。
試しに、私メの性格とか考え方を喋りましたら、その女性は、目を白黒させ、
「怖いぐらいに当たっています」
で、帰りにドアに頭をぶつけて、大きなたん瘤を額に作ったほどでありました。
でっかいたん瘤に薬を塗ってあげたところ、
「そういう優しいところも同じです。いつもは意地悪なのに」
で、ありますから、人生は違えど、同じエンジンを搭載していることは間違いございません。
この漢詩の意味をご両親に説明する仕事もございます。
人生でのポイントや注意点。
つまり命式が告げるサインが漢詩に内包書されているのでございます。
で、その赤ちゃんが、人生の途上で困ったことが発生した時など、この命洩天機を読むことで、解決のチャンスを見つける、いわば命の鍵となればなぁ、と。
十傳スクールの四柱推命のテキストが『解錠禄』とあるのは、そんなところから引っ張ってきているのでございます。
やれやれ、これから清書であります。
て、手が震えますです。