2024
06.07

ご存じ、刀巴心青(とうはしんせい)であります。
人相術の秘伝、色情人相なのでございます。

画像のお方の眉間をご覧くださいまし。
マッチの先の大きさのアバタを確認できましょー。

赤い楕円内に、このアバタがポツンと認められるお女性は、例外なく、色事で、
「堕ちる」
と密かに伝えられておりますです。

お女性のお方は、鏡をご覧になって、ご自分の額にアバタの有無をチェックしてくださいまし。
どーです、その体の奥底で邪淫が蛇のよーにとぐろを巻いて眠っていることを自覚するはずであります。ひとたび邪淫に火がともると、指先といわす足先といわず、髪の毛のいっぽんいっぽんまでむず痒くて困ってしまうことでありましょー。

そのスイッチはお酒。
グラスを傾け、アルコールの滴が喉をつたい食道から胃袋に滴ったとき、毛穴という毛穴は太陽に焼かれた干し草にも似たフェロモンが発酵されるのであります。
男の野太い肉声が、耳元で囁かれると、脊髄に響き、もはや全身を吸引されなくてはいけません。息詰まるような甘い痛みの打刻を、その体は欲してしまうのであります。
最後まで抵抗していた心は、いつしか麻痺して夜の闇に溶け込みたくなるのであります。

男性諸君は、お女性の額の、このゾーンの中にアバタを発見したら、オオカミにならなければなりません。
居酒屋に誘い、安酒を飲ませ、「こいつめ」などと笑いつつも、お女性の肩を揺さぶれば、一発。

ただし、その後、このお女性に惚れられるか、お金を巻き上げられるか、どーなるかは分かりません。
それはまた別の観相で調べなければいけませんから。

  1. このアバタというものは、
    生まれた時からあるものでしょうか。
    途中で消えたりしないのでしょうか。

    ●十傳より→10代のあたりから発生し、それが消えたという話は耳にしたことがございませんです。

  2. 私は、アバタでは無く、ホクロならあるんですけど。
    あてはまりませんか?

      ●十傳より→アテはまりますです。