2024
07.22
07.22
夏が来ると、忘れずに夏の花が咲きますです。
夏は嫌いですが、夏の花は不思議と心を清めてくれます。
今年もまた、町角のいたるところに、白色や紅色の花びらをほころばせいいるのでした。
10年に一度とかいう猛暑。
しかし、10年にいちどの冷夏も今年なのでありましたが。
人間どもが自然を狂わし、狂った自然に復讐されている気がいたします。
魚介類も異常だとか。
クマちゃんの出没もですね。
異常といえば、すべてが異常であり、異常を作り出すことこそが人間の本質なのかもしれません。
それでも花は咲いております。
花が咲いているうちは水はまだあると見てよろしいよーで。
四柱推命で、夏月生まれの判断がございます。
夏は水が枯れやすいから、原則的に用神は「水」。
水が不足すれば、日干が木行なら手足の怪我や精神病に注意などいろいろな現象が起きてまいります。
たとえ外格の一行得奇格の稼穡格でも、乾燥した土ばかりだと、外格の良さを発揮できずに、内格の最悪命のひとつである火炎土燥として判断することになるのであります。
それでも花は咲いております。
この花が散るころ、秋が到来するわけで、それまであと二か月。
けっこう長生きの花でございます。
日干火行で土が多いと、「火土傷官毒を吐く」という現象が発生し、口の悪い性質を帯びるのでございます。
こうして季節の花々を眺めつつ、占いの仕事が頭に張り付いてしまうのも職業病なのかもしれませんです。
そういう頭の片隅で、
「恋の花も咲くであろうか、老木の小枝に」
どこかで激しく期待してしまう蕾もあるのでありますよ。