2014
04.25

資料と突き合わせつつ単行本の原稿を作成しているのでありますが、頭が封建時代に染まっておるのでござるなり。

当初は、戦前あたりでござそうろうなれども、やがて昭和初期、大正とさかのぼり、露西亜大戦の頃の原書に目を通したまでは良かったのでましたが、いまは天保年間に行きついてしまい申した。

されば、頭の中で当時の人々がゆきかい、その時代の江戸の匂いまで、ふいに感じられる也なのであります。

いまでは許されぬ差別用語満載で、そこに深呼吸できるほどの解放感と自由を覚えたりいたしますです。

ご一新の頃から、日本は自分に自信を失いかけておることが、手に取るように分かるのでございます。
ご一新…つまりご維新でありますね。

官軍を悪者として、歴史を紐解くのも面白うございますよ。
坂本龍馬が、手紙をひんぱんに姉に出していましたが、あれは、一回に出す費用は、今でいうと10万円もしたとか。一介の脱藩藩士の支払えるワザではございませんです。

さては藩の隠密とか…。

いやいや、脱線いたしました。

また仕事に戻りますです。