2016
01.19

そろそろアブナイ感の漂う古本屋がございます。

閉店セールを半年前からやっているのに、客足はほとんどない。客足がないから閉店セールなのでありますが、閉店セールという最後の手段風に訴える商売もありますから、世の中は信用できないのでございます。

が、この店はエロ本すら価値がございませぬ。

いまどき樋口可南子のヘアヌード集を三千円で置いて売れる道理がございませぬ。

が、最後の時が来たよーでございます。

「閉店まであと1日」

しかし客はおりませぬ。

もともと商売に向かない生年月日というものが存在いたしますです。
命式に財星があるにはあるのでありますが、それは潰されることを暗示する財星。
こういうお方が、大運で有効っぽい財運の10年を迎えることがございます。
すると商売をしたくてジタバタし、畑違いの分野に手を出すのであります。
結果は無残。

古本屋の主人の生年月日を私メはしりませぬ。
知りませぬが、いままでを見ていると「財星の潰れる命式であろう」と感じるのでありますです。

そういう運命を補強するものに奇門遁甲という方位術がございます。
けれど、60歳を超えてしまっては、補強できるかははなはだ疑問。

せいぜい財星をお金ではなく、お女性にしてしまえば、多少は可能かもしれませんです。

運命の種をどのように生かすか。
易者は開運デザイナーとならねばならないのであります。