2019
05.14

人相のセミナーの準備にでもと、
「エロネェさんたちの写真があったはず」
と段ボールをかき分けていましたら、
かような、お恥ずかしい数枚がバラバラと足元に散らばったのであります。

30代以降半。
「こんなことをしていていいのだろーか」
と不安になりつつも、銀座ジプシーに振り分けられまして、深夜のTVに出ていた頃であります。
どいつも、こいつもニセ者でして、
「ああ、オレも詐欺師の片棒かよ」
と、番組を終えるとどこかの飲み屋で朝まで酒を呷っていたのでありました。

そして、朝の湘南海岸で我に返るという繰り返し。

「もう、鷲尾道場には顔向けできないことになった」
控室で、ひたすら鷲尾先生の講義ノートを読み、読み耽ることで、TVの害毒から逃れよう、自分だけはまともなのだと思いこもーとしていたのでありました。

そういう男も他に数名ほどいることはいまして、
「梅花易ってのはさぁ」
と周囲に語っているのを見ますと、ウヒウヒとオショシくなりまして、自分もああなんだべかと舌を噛んで死にたくなるのでありました。

しかし、良き経験をさせてもらったと感謝しておりますです。
あれこれと経験させてもらったおかげで、現在、十傳スクールでの話題に事欠くことはございませぬ。