2026
03.21
03.21
夜更けに妹から「お兄ちゃんの予言が的中した」とメールが届きました。
が、それは予言ではなく、たんなる予感にすぎませんでした。
数日前に妹は、夫であるチバさんにノーマルタイヤに履き替えさせられたという苦情を、私メに告げています。
「まだ早ぇんでのが?」
また雪が降るかもしれないという意味であります。
夫チバ氏によれば「もう大丈夫」の判断だったのでしょー。
妹にメールを返すと、ガチガチと興奮して「外見て! もはガマンならねぇ、トランプのよーな無能な男だおん」と今度は電話してきました。
窓をあけたら外は猛吹雪でした。
寒風に髪が煽られました。
私メはホットウィスキーを飲み直しつつ、「休めば、明日の仕事は」といいましたら、「そしたらチバと一緒に家にいることになるおん」と、夫と居る時間をなくするためにも、仕事は休めないというのでした。
夫ストレスの極みです。
結婚前はスタイルの整っていたのに、結婚後、次第に骨と皮ばかりにしぼんでしまった妹であります。
そして翌朝、ご覧の通りの雪景色であります。
まるで初雪。一夜にして家々の屋根も森も白一色に塗り替わっているのでした。
もしも…と考えました。
もしもチバさんと結婚せずに、別の、あの男と結婚していたなら、妹の人生はどーなっていたのだろーかと。
そして、チバさんにしても…と。