2025
08.26

まだガラ系の携帯電話を使っているのであります。
いやいやスマホを忘れて出かけても平気ですが、ガラ系だと、とても焦りますです。
活躍しているのがガラ系だからです。

このガラ系が、深夜、たまに鳴り出すのであります。
「誰だえん?」
出るべきか、出ざるべきか。

深夜の電話の100パーセントはお女性。
そして、アルコールが入っているお女性。

相談者ではなく、よく会話する相手でもございません。
少なくても5年以上は音信不通のお女性でありましょー。
携帯を開くと、愛称の表記がございました。
もっとも誰に対しても私メから連絡することはめったになく、それは意地悪とか怠惰ではなくて、たんに自分から電話することが苦手だからなのであります。メールも同様。

そのために色々と文句をいうお女性もございました。
面倒な世の中になったものであります。

スマホを使わないのも、そのためであります。ラインにも登録しておりません。

この電話を取ったら…。
男にフラれたか、職場での人間関係か、そーいうことで深夜に不意に不安が渦巻いて、一人では過ごせない。愚痴る相手は誰でもイイ訳ではなく、私メがちょうど良い存在なのでございましょー。
不安や悩みの受け皿。ゴミ箱に等しい存在なのでありますから。

本命ではなく、かといって嫌いでもない、けれど本気で付き合うのは問題で、食い物屋の店先のガラスに飾られた埃の付いた食事の見本のよーな相手。誰も知らない関係。
ふと老体の記憶に、白いお尻が思い出されました。

出ようかと起き上がったら、呼び出し音は消えたのでした。

2025
08.25

モリオカも日中は暑いのですが、朝夕は「秋がきたなぁ」の涼しさが忍び寄っております。
この暑さがぬければ、クリスマスまで、「あと三か月しかないではないか」と慌ただしくなるのかもしれませんです。

この日は、高原の温泉の無料の休憩所で読書などいたしましたです。

秋らしく哲学の本など。
易者は、いろいろな知識を齧っていてソンはないのです。
医学書や漢方書、料理本やらサイエンスの類、園芸本や建築関係。
すべての知識が財産となるのであります。

また、普通なら思い出したくもない過去の失敗談や、不幸に転落した経験も、大きな財産でございます。

それらを相談者の悩みに応じて、引き出しから取り出すのであります。
これが吉凶の判断の材料となることもございます。

関東から離れて三週間。
そろそろ戻る時が近づいているのでした。

2025
08.24

いろいろな犯罪がございます。
数日前の神戸でのマンションエレベータ内で起きた殺人事件。
24歳のお女性が刺殺され、犯人は逮捕されたよーです。
「信じられない」「どーして」と犯人の動機について、多くの人たちは首を傾げるのでありました。

「オノくんはどー思うの?」昨夜、中学時代の集まりがあり、そのなかの一人に質問されましたです。
「易者としては…」と口を開いたら、みんな話をやめて私メに注目したのでした。
「犯人の気持ちを分からないでは商売にならないなぁ」と答えてやりました。

犯罪者の気持ちは誰もが抱いているはずであります。
やかましいガキの両足首をもってブンブンと振り回してビルの屋上から手を離したらさぞや快感だろうなどと。
しかし犯罪の気持ちと、それを実行するかは別の話。

犯罪者の気持ちが分からないよーでは、易者として失格でございましょー。

はんたいに競馬で大穴を射止めた高揚した気持ちが分からないよーでは、ギャンブル依存症とかいわれる人たちの心も理解できますまい。
大金持ちの人の気持ちも、貧乏人の気持ちと同じく分からねばなりません。

もちろん人には、それぞれが型式があり、犯罪なら犯罪、成功なら成功に至るキッカケという条件がございます。

中学の同級生たちは、私メを異星人をながめる目つきになっていくのでありました。