2026
03.21

夜更けに妹から「お兄ちゃんの予言が的中した」とメールが届きました。
が、それは予言ではなく、たんなる予感にすぎませんでした。

数日前に妹は、夫であるチバさんにノーマルタイヤに履き替えさせられたという苦情を、私メに告げています。
「まだ早ぇんでのが?」
また雪が降るかもしれないという意味であります。

夫チバ氏によれば「もう大丈夫」の判断だったのでしょー。

妹にメールを返すと、ガチガチと興奮して「外見て! もはガマンならねぇ、トランプのよーな無能な男だおん」と今度は電話してきました。

窓をあけたら外は猛吹雪でした。
寒風に髪が煽られました。

私メはホットウィスキーを飲み直しつつ、「休めば、明日の仕事は」といいましたら、「そしたらチバと一緒に家にいることになるおん」と、夫と居る時間をなくするためにも、仕事は休めないというのでした。

夫ストレスの極みです。
結婚前はスタイルの整っていたのに、結婚後、次第に骨と皮ばかりにしぼんでしまった妹であります。

そして翌朝、ご覧の通りの雪景色であります。
まるで初雪。一夜にして家々の屋根も森も白一色に塗り替わっているのでした。

もしも…と考えました。
もしもチバさんと結婚せずに、別の、あの男と結婚していたなら、妹の人生はどーなっていたのだろーかと。
そして、チバさんにしても…と。

2026
03.20

誰とも一言も発せずにおります。
机のミミズクの置物をまえに、仕事に打ち込んでおりました。

朝起きて、食事をし、ゴミ出しをしましてから、仕事部屋に籠っておるのであります。
春分の太陽が、真東から上がり、午前中は部屋を眩しい日差しが暑いくらいでしたが、やがて午後になり、夕方になり、いまは照明を点灯しておるのであります。

どーやら、私メはご近所から「変な年寄り」とみなされているッぽいのであります。門扉をあけて通りに出ますと、さっと人々が散っていくのであります。他人の家の2階の窓のカーテンが揺れたりもいたします。観察されているのでしょーか。

が、好意的にみられるのは疲れます。はんたいにマイナスの評価の方が、ずっと楽。ちょっと気の効いたことをしただけで、高評価を得られるかもしれないではありませんか。

相談者の多くは、職場での人間関係の悩みです。まぁ、私メのよーな気楽な立場ではないのでしょーけれど、嫌味を言いふらす人たちは、どこにでもいるものです。バカトランプのよーなイジメッ子も。

てなことを意識の端の方で回しつつ、仕事を進めていたのです。

そして、まだ続けることになるでしょー。

2026
03.19

夜半に、ふと目覚めることがございます。
「あの卦は?」
おそらく夢の中でも、考え続けていて、なにか衝撃的な閃きが降臨して、ガバッと目が醒めるのでしょー。

「入金はあるか?の占的に対して恒の三爻変。
入りません。
応爻の戌妻財が空亡ですから。世爻の官鬼は回頭の剋。四爻の午子孫も暗動して世爻を叩きます。

そして、やはり入金はございませんでした。

ところが、夜、この卦にうなされるのであります。
空亡が過ぎたら、空亡ではなくなるのか。
とか、世爻の官鬼が子孫に変わるのが不気味だ、とか。

やがて卦は、勝手に動き出し、まどろみから醒めた私メを直撃するのでありました。

「応爻の戌の妻財は、資金者であり、空亡ということは、支払う意思がない」などと空亡が頭を駆け巡るのでした。
おまけに相談者の生年月日までも思い出され、今年は丙午。
「ということは身旺弱才の年に当たるわけだから、法律関係に注意をしないとヤバイのでは
ますます目が冴えてくるのでした。

こうなれば、もはや眠りにつくことは出来ません。
夜がしらむまで狂った頭が動くのでありました。

易者の宿命だと心得ているのであります。