2010
09.15
09.15
逝く夏を惜しむかのように、「そうだ、そうめんを食おう」とJRのCMみたいに口にでてしまいました。
ほんとうに食いたかったかどうかわかりません。
茹でたそうめんを水でさらしていると、なるほど水道水が冷たいのであります。
とっくに夏は終わっていたのか…などとしんみりしたのでありました。
こうなると代わりに頭をもたげてくるのは旅ごころであります。
「とこかにいきたい」とあれこれ考えるのですが、函館で塩ラーメンを食べるのもよし、長崎でちゃんぽんを食うのもよし…「なんかいも行っているではないか」と、行きたいところではなく、食いたいところしか浮かばないのでございます。
どこで死にたいかと、別の角度からアプローチすると、行きたい場所がみつかりそうです。
隠岐の島、対馬、壱岐、礼文島…島か。
最果ての町のバス停のベンチに座りながら死んでみたいと思ったりいたします。季節は秋から冬。できれば風に雪が混じっていればいい…いや、桜の季節も悪くないような…。
これでは理想の死に方をするために、命がいくつあっても足りませぬ。
とりあえず、あと少しで仕事も片付くので、それからゆっくりと考えればいいことであります。
…みなさんは、どのような死に方をされたいのでしょうか。