2012
08.23
残暑が厳しいうちに、毎年、秋冬のおひゃれ服をさがすのが、慣わしになっているのであります。
晋作がならび、まだ在庫も豊富なので、よけいな神経をつかわなくて楽なのでありますです。
今年は、中国や南北朝鮮製品は、ぜったいに買わぬことに心を決めておりますです。
それにしても良き時代に突如として変化したのであります。
私メが嫌いな国はメリカ。
次の戦いでは勝たねばならぬのでありますが、この話題はまだまだ刺激が強すぎておおっぴらに語ることは損かもしれませぬ。
が、韓中さんは、嫌い以前の国でありますですね。
みなさまだって心では同じでありましょう。
「彼ってハープなのよ」
「すっごい!」
「ちがうの、韓国人とのハーフ」
「なーんだぁ」
てなところでありましょう?
いいから、いいから、イイ人ぶらなくたって、分かってますって。
で、そういう南北朝鮮と中さんを「大嫌い!」といえる世情になったのでございますから、良き時代というわけであります。
ちょっと前は、韓国料理屋でわずかにでも「嫌い」と口走ろうものなら、「オノさんとは韓国料理屋には二度と来ません」と日本人に言われるありさまでありました。
まぁ、根拠はないけれど、心の底から軽蔑している国の製品をボイコットするつもりで、おひゃれ服を探しましたので、
「すこし、まかりませんか?」
と懇願するほどの値段でありました。
しかし、まけられず、ポリシーを貫くむごさを身に沁みて感じたものでありました。
たまに、おひゃれな場所を楽しむのもイイものであります。
わずかな間に流行が移っているのであります。
言葉づかいまで違っているのであります。
ひところ若いお女性さんが使っていた浜崎あゆみの発声をまねている人はひとりもありません。
私メが若い頃は、バカでもチョンでも桃井かおりのモノマネでありました。
「ちゃんと喋ろ!」とイライラしたことを思い出しましてそうろう。
それが、わりあいにナチュラルな言い方なので、私メの心もやわらかく安らいだのでございますです。
さあ、早く寒くなれ。
新作のおひゃれをしたいのでございますです。
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2012
08.22
週刊大衆の取材で、はじめて、このお方のお耳をば拝見したのであります。
なんという名器耳でありましょうか。
溝をご覧くださいまし。
入口が両脇から大きな軟骨によって締め付けられるようにくびれ、深く細く奥へとつづき、最後に持ちあがるようにくびれているではありませぬか。
現在、四股交際といわれておる彼女でございますが、それはいたし方のない仕儀なのであります。
持続力のないバカ男に、濁情にほだされてお相手をしても、「ううぉっぉぉっ…!」と呻いてそのまま小汚い液体をぶっこぼして果てられては、44歳のこのお女性の肉体の火照りをとめられる道理がございませんです。
「ここでいいわ」
とタクシーをとあるマンションの前でとめ、「いま一階にいるわ。これからイイでしょう?」と携帯をかけつつエレベーターに。
「おいおい」
寝ぼけ顔の男に、「だまってトドメをさしてちょうだい」
と、ベッドにあおむけになって、背をそらしながら髪の毛をほどくのでございましょう。
彼女のカラダは下手くそな男では鎮めることができないのであります。
こちら側のお耳も同様な構造を形成しておりますです。
しかも、彼女の鼻と上唇をつなぐ「人中」は溝が消えておりますです。
人中の溝が深ければ、貞節で嫉妬心が大。
浅いか消えていれば、その反対。
欲情を優先する、素晴らしいお女性ということができるのでありますです。
「オイラしかないだろう…」
と声に出たかどうかはわかりませぬ。
週刊大衆の記者は何も聞こえなかったようなお顔をしておりました。
ミイラ取りがミイラになるとはこのこと。
またしても「オイラしかいないな、満たしてやれるのは」という声。
いや声ではございませぬ。
呟きは私メの股間から響いてくるのでありました。
そうやって真田ヒロユキも、葉月リオナとの濁情で鍛え上げた分身をもってして、迫っているのでありましょうか。
ただ記者は最後にいうのでありました。
「彼女は脱がないんですよ。で、周囲では乳首に難があるのではと噂しているんです」と。
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2012
08.21
夏バテは意識していないうちに、じんわりと忍びよるものでございます。悪いお女性を意識するように。
あるいは性根の曲がった男が気になるように。
食えば食えるのに、食うまで食欲が湧かないのが夏バテの兆候。
気づいたときには根性まで腐敗するおそれがございますです。
牛タンと牛ハツの塩コショウというシンプルなヤツであります。
ニンニクで香りをつけ、下に敷いたのは玉ねぎのスライス。
それをナイフとフォークで食うのがミソ。
朝鮮料理のように箸で食うのは肉のうまみを半減させるのでございますです。
それにキミ。
キミってのはトウモロコシのことであります。
岩手県ではキミが通称名。
行商のお婆さんが、背中の籠にトウモロコシを山ほどいれて、
「キミおげってけらえん」(通訳=キミを買ってください)
と家々をまわって歩くのでございます。
そしてむろん、赤ワイン。
フランスワインより、素朴なイタリアワインが合うのであります。
すると胃袋は、
「おやおや、なんですか、これは」
「牛肉ですよ」
「いばらないでください。牛肉ったってホルモン系でしょうが」
「すみません、すみません」
と、赤ワインに肉の繊維がほどけていくのであります。
やや強めにふった塩が、肉の甘さを引き立て、キミからの汁とまざりあい、体液に注入されていくのが分かるのであります。
90分ほどかけてゆっくりと食った後は、トマトの丸かじりでシメといたしました。
これから九月の中旬にかけて、カラダが悲鳴をあげるときであります。
「ああ…っ、ダメぇ」と。
定期的に、かような料理をいたしませぬと、気だるくて、秋の恋に対応できませぬぞ。
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