2014
02.07

地べたに紅梅がひとひら落ちておりました。

断易にあらわれる卦は、ある事象のカケラで、そこから全体像を推理することが極意だと私メはかってに決めつけておりますが、だとすればどこかで梅が花盛りであるはずであります。

十傳スクールをはじめてから、他のいろいろな教室の情報が入ってまいります。が、私メの教室をしのぐほどのところがないというのはテングになっているからでしょうか。それとも自信をもってイイのでありましょうか。

或るところでは「気学奇門遁甲」のような奇妙な教室もあるとか。
奇門遁甲と気学とでは、その構成において決して相容れない理論があるのであります。
ナントカ流姓名判断なども納得しかねる内容でありました。

もしも十傳スクールが他に誇れるのだとすれば、それは伝わってきたものを、そのまま講義しているところであります。
自分なりに工夫することは悪いことではありません。
しかしビギナーに対しては、自分の恣意性に染まらぬ純正を教えてほしモノでありますです。

マスコミウケしたものを異常なまでに後生大事にするのは日本人の習性でありますが、そういうものの「勉強会」などに出ていては、結局はモノにならずに終わることになるのでありますです。

よく「わたしが今までに寝た男は10000人かなぁ」とうそぶく30歳そこそこのお女性がおりましたが、冷静に計算すると毎日別の男と寝たと計算しても10年で3650人であります。生理などもあるでしょうから一万人越えをするには30年はかかるはずでありますです。複数プレイを考慮しても、そのお女性に嘘つき女という烙印をおさねばなりませぬ。
お笑い易者でも2万人以上を鑑定したというヤツがおりますから、そこは電卓を用いて冷静に計算しなくてはなりませんです。

何事もそうでありますが、占いもまた、最初の一歩で決まるものであります。

下手な易者の元で勉強したところで高いお金をボったくられるだけであります。
できるだけ純正な教室で、基礎をギタッと学ぶことが賢明でありましょう。

教室によっては「ここは中級レベルからスタートしている」と得意になる易者がおりますが、そこも要注意。つまり基礎を教えてくれないので何年たっても使い物にならぬ知識ばかり。そして基礎が秘伝となっていたりするものであります。
独学で得た易者…これは西洋占星術系に多いのでありますが、これらも辞めた方がヨロシイでありましょう。

「どういう教室がイイでしょうか」というメールが多くなりましたので、ここでお答えしているのですが、つまりは十傳スクールの完全なる身びいきとなるのでありました。
そりゃ、当然カモですけどね。