2014
02.09

嬉しいのに、こんな顔しかできませぬ。
土曜日の講義のあと、大雪のために事務所に泊り翌日の講義を終えて帰宅したのでありました。

バレンタインの贈り物を抱えておりますです。着用のポーターと赤シャツも贈り物でありますです。

身に余るしやわせとはこのことでございますです。
奇門遁甲では20年も学んでいるお方も知らぬ大秘伝を公開し、「これは損したべか」と深く後悔しつつ、贈り物の袋をあけ、やがてたんだんと顔も和むのでありましょう。
その直前の複雑な表情なのでありました。

そして手にしているお酒も、雪の降る中を宅急便の兄様が運んでくれたものでございますです。

泥の如く疲れた体内にとろとろと染み入る美酒なのでありますです。
「ああ…」
と言葉にならぬ声を漏らしつつ、壜の中の水の宝石に舌鼓を打つのでございます。

戸棚からお気に入りのお猪口を取り出しまして、もはやお酒がとまりませぬ。

チョコを齧りながらのお酒も格別。
赤シャツがやや照れくさいのでありました。

断易の講義でも、「これで開眼!」というとっておきの秘伝…いやいや私メの考え出したヤツに過ぎませぬが、大雪のプレゼントという大放出とあいなったのでございます。

それにしても降りに降ったのでありました。
北国のように渦を巻きつつ降りしきる雪の中での十傳スクールの講義は、受講者の皆様の記憶にも深く刻まれたことでありましょう。

帰宅したのが午前3時という昔のお嬢様もおりまして、「今日は休むだろう」と思っていましたら、なんとお昼あたりから参加。
一人の欠席者もないという異常さでありました。

そういえば土曜日は途中から暖房が動かなくなり、コートを着ての受講。
これもまた、おありがとうございますなのでありますです。