2020
12.09
12.09
トイレに置いていたキリスト生誕の馬小屋を、お部屋に移しました。
クリスマスの季節なのであります。
が、そういう雰囲気はまるでなく、ただ陰鬱な12月の空に覆われているだけであります。
気持ちを切り替えれば、こーいう年も悪くはございません。
大騒ぎしていた時代が、そらぞらしく思い出されるばかりで、
「なにもイイことはなかったのでは……」
なんて振り返られます。
イブは、私メにとっては、ずっと補欠の日でありまして、ほとんどお女性とは無縁。
それぞれ大切なお方と過ごすのでありましょー。
同じよーな居場所を失ったオヤジに、
「温泉に行かないか」
と、誘われ函館の湯の川まで出向いたこともございました。
あとは、ドベトベとお酒を飲むばかり。
ホテルのロビーに並べてあったサキイカを食っていたら、
「売り物ですよ!」
と睨まれたこともございました。
また、占いを学んでいた頃、やはり家から追い出しを食らった白髪の老人から呼び出され、ファミレスで23時ころまでビールを飲んでいたことも。
西洋の祭典なのでしょーが、クリスマス・イブとかは、なぜいつものとは違う心持ちになるのでありましょーか。
仏教などとは違って、ロマンチックな気分に浸れることは否定できませぬ。
もしかすると、今年は老母とイブを過ごすかも……。
それだけは避けたいと思うのでありますが。