2020
12.18

昨年の今頃は…と思い出そうとするのですが、今年の疫病騒動のかなたに霞んでしまった感がございますです。

十傳スクールにおいては、対面の講義が当たり前のよーに行われていたのは確かであります。確かではありますが、それすら、
「よく覚えていない」
夢の中の出来事だったかに思われてなりません。

2月あたりから「ヤバイ」という状態だったことは、過去のブログに如実に語られておりまして、
「リモート講義」
が現実を帯びてまいったのでありました。

都下では、今月に至って、さらに感染者が急増し、それでも生活を維持しなければならないので、外出を自粛するにも限度がございます。
風邪を引いた不調をおして、試験勉強もしなければならないという状態でしょーか。
「休めばいいのは分かっているけれど、それでは成績が下がってしまう…」
このジレンマ。

昨年からジリジリと土星と木星が接近していることを、疫病とリンクさせて考えたとすれば、あと1年はこの面倒さから逃れることは出来ないかもです。
たとえば2021年2月11日の天体を見つめると、

ご覧のよーに、10惑星のうち、7つまでが1か所に集中しているのでございます。
山羊座水瓶座に、木星と土星はおろか、太陽も、水星も、火星も月も冥王星もであります。

1か所に集中するということは、そこに引力がはたらくと考えるのが妥当ではありますまいか。

月のように、すぐに引力によって海水の満ち引きというのではなく、しばらくしてから、つまり引力の時差がはたらくと思うのであります。

合したからといっても、それは平面で見た時のことで、実際には星々が衝突するわけはなく、空間として離れているのですから、引力と思考するのが当然でございます。

お遊びでの星占いで読み解けば、12月22日の土星と木星の合よりも、強い引力が加わるのが、2021年2月11日と考えられるのでございますです。

では、
東日本大震災のチャートは…ということになりますですね。

それが、コレでございます。2011年3月11日のチャート。
水瓶座と牡牛座に惑星が集中していることが一目瞭然でございますです。

星占いでは、個々の人間の運命を読み解くことは無理があるという持論を持っておりますが、天変地異の予兆を見るには捨てがたい魅力を感じますです。

むろん、このよーに惑星が集中していると、人間を含めた動物の感情や体調に激しいストレスをもたらすことに異論はございません。
いや、そーいう説の星占い師は知りませんけれど。

このたびの疫病は、こんご姿を変えて、我々の生活に悪い影響を与えることは避けよ―もないのでございます。

で、あるならば、早くから対処するカンを養うことが必要だということになりますです。

情報ではなく、カンであります。

2020年の激動を、いちはやくリモート講義に切り替え、一度も休講せずにクリアしたことも、あるいはモリオカの実家を箱舟として立て直したことも、すべてはカンなのであります。

2021年の地獄の一年間。
カンを研ぎ澄まして生き延びましょう。
断易や奇門遁甲や、四柱推命の法則の中に、そのカンが内包されておりますです。