2011
02.10
02.10
画像はイタリアのホテルでウンコをしているところなのですが、この個室の孤独が増幅されて現れているのであります。
深夜になると、とても女の肌…いやいや、声でいいのですが、女の声を聞きたくなるのであります。
戦場から帰還した兵士のような感じなのでしょうか。
これは私の行動パターンにはないことなのであります。
自分からは電話せず、電話がかかるのを待つというタイプが私であるのであります。
つねに受け身というズルイ立場をキープし、それが易者たる姿勢だと偉そうにかまえていたのですが、どうも調子が狂いかけているのであります。
女の優しい声を聞き…いややはり乳房に顔を埋めたいという気分が正直なところなのであります。顔だけでなくすべてを女のカラダに包んでもらいたくなっているのでございます。
が、よく心を観察しますと、孤独感というよりは寂寥感でしょうか。
無性に女に甘えたいのであります。
女性ではなく女に、であります。
限りなく甘えさせてもらい、そして叱ってもらいたいのであります。
そして、そういうことを自分から進んで行動しようとする情熱らしきものに対して激しい自己嫌悪を感じるのであります。
そういうことをすると「嫌われる。嫌われる。嫌われる」という、もう思い出せない過去の悪い経験の何かが扉を開いて、突風が吹きだして、心が煽られるのでございますよ。
嫌われると怯えることは好かれようとでもしているのでしょうか。
旅行によって、私のまだ残っているガキの心がむき出しになっていることを痛感するのでございました。