2011
02.15
講談社の、テレビマガジンや、たのしい幼稚園の売れ行きが良いということでパーティがあったのでございますです。
ただ飯、ただ酒を飲めるということで、私も雨の中をいそいそと向かったのでございました。
が、いつの間にか外は雪ふり。
講談社のレセプションルームからの雪の夜景は素晴らしいのですが、
「これはズラからないと電車に影響が出そうだ」とチョコプリンを二個平らげてから、担当者に別れを告げたのでございます。
美人の編集部員や、「おおっ!」と思わず呻いてしまうほどの妖艶なご婦人もいて、チャンスではありましたが、仕方ござませぬ。
けっこう仕事がたまっておりますから、帰られなくなるのはちょっと困るのであります。
フリーの新人さんは名刺をもって、販路拡大を狙っている様子でしたが、私はホントに正直の話、そのような野心はないのでございます。
現状の収入と自由がイチバン。
ここを分かってくれない人がいるので、困るのであります。
担当者も「局長をご紹介しようかと…」言ってくれましたが、いやいやと謝辞をのべて退散でございます。
立食ゆえ、ヘンに重い胃袋を抱えて護国寺から電車に乗り込み、飯田を経て東京へ。もうぼた雪が渦巻いて降っているのでした。
どうにか帰り着いたのでありました。
白く流れているのは雪であります。
この後、私は、雪だるまのように真っ白になって自宅のドアを開けるのでありました。
…事務所に泊っても良かったのだ、と気づいたのはそれからしばらくしてからでありました。
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2011
02.15
バレンタインにいただいたチョコの中に、こんなチョコがありました。
おもわず指で触れてしまいました。
「ああ…っ」
と声がきこえました。
いや聞こえるはずがありません。
なんて妄想をかきたてるチョコなんでしょうか。
だから包装の薔薇の蕾もこうしてつぶすようにつまんでしまうんです。
まだまだチョコはありますけれど、このチョコはちょっと問題がありすぎるようであります。
男心というかジジイのスケベ心を煽ってしまっています。
だから、おもわずお気に入りの一枚を開くのでありました。
可愛かずみであります。
自殺してもう何年が過ぎたでしょうか。
私の最初の事務所は、彼女が飛び降り自殺したマンションの向かいにありました。
深夜に、彼女によく似たホステスが来るのです。
少し酔っ払って、私の作った料理をむしゃむしゃ食うのでした。
それから…はじめるのでした。
「ああ…っ」
という声は、その時の声が、ときを超えて聞こえてきたのかもしれません。
ぜいたくな過去だったのだと失ってから気づくのであります。
でも失う過去があるだけ幸せなのであります。
可愛かずみのように、その過去は生け花のように永遠の美しさを保つのかもしれませんねぇ。
チョコをかきまぜた指をなめつつ感慨に耽るのでありました。
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