2018
11.12

私メがパフォーマンス占いをしていた頃のことを聞かれたことがあり、その余韻に浸っておりました。

なれそめは、故鷲尾先生の八丁堀の教室に通っていた頃、ときたま顔をみせる派手なご婦人がおりました。

講義が終わり、帰り支度をしていましたら、
「テレビに出る気はない?」
と声をかけられたのであります。

「銀座ジプシーって人、知っているでしょう?」
「いえ、まったく」

ホントに知りませんでした。
テレビではマリーオリギンとかは、なんとなく記憶はありましたが、銀座ジプシーなど、ふざけた名前は聞き捨てにしていたのかもしりませぬ。

「今度、会ってみて?」
ご婦人は執拗に誘うのでありました。

あとで知ったのですが、ジプシー事務所はテレビ局と通じており、占いプロダクションのようなものでありました。そして、新しい番組のメンバーを募っていたのであります。
そして、ご婦人はジプシーの愛人的なお方でありました。

なんとなく流されるままに、自由が丘にあるジプシー事務所に向かったのは、1991年の6月だったと記憶しておりますです。

つづく