08.03
近所に、店員の態度が横柄だと悪評のスペイン料理屋が出来まして、かようにオショシいイベントを定期的にするよーなので困っておりますです。
フラメンコダンスを形だけまねるサル民族。
どーしてもそういう意識が頭から抜けないのであります。
「いーじゃないの好きなんだからやらせておけば。意識し過ぎよ」と、お女性に呆れられたことがありましたが、サルが海外の文化に手を出すことに私メは顔が火照るほどの恥を感じるのであります。
それが、ジャズとかでも同じであります。日本人はジャズを演奏する資格はないとはなから決めておるのであります。それをナベサダだったか北関東出の男がしていたのでしたが、きゃつの代わりに恥じ入るばかりだったのでありました。
朝鮮人や中国人が恋愛したりすることも恥ずかしく、自動的に日本人には恋愛は似合わないとも思うのでありました。いわんや米国などの文化をそのまま受け入れ、これ以上ないというほどの笑顔で踊るダンサーどもの単純さに激しい羞恥を覚えるのでありました。
ギャッ、ギャッ、ギャッ!
その点、欅坂の仏頂面にはホッといたしますです。
スペインに観光旅行したとき、フラメンコの踊り子が、「手拍子はしないで」と冷たく言い放ったことに感心いたしました。「あなたたちにはフラメンコの舞踏はなにも分からないのだから」と。「黙って大人しくみていなさい」。でなければ帰りなさいとでもいうような態度に、「そーだ、この糞ザルども帰れやがれ」と拳を挙げたくなりましたが、私メもサルの一員であることに絶望し、首をくくりたくなったものであります。
用事があってさいわいに、茅ヶ崎の、そのフラメンコショーに行くことは出来ませんでしたが、もしも行くことがあったら「ぬげー」と騒ぎたくなる衝動を抑えることができるかどーか…自信がございませぬ。
日本人の文化水準とかではなく、そういうものに手を出す身分ではないのであります。
イモでも掘っていればよく、占いあたりが丁度いいのであります。んだんだ。