2017
08.30

蒸し暑い日でしたが、部屋にこもり、パワボ二世の造作する中身の作製に没頭していたのでありました。

部屋中というか、家の中が漆の匂いで満ち満ちていますです。

が、犬どもはさほど気にならぬ匂いのようで、私メの足元に集まり、不思議そうに作業を見守っているのでございました。

この中身が出来ない限りは、NONNAでUPすることは出来ないのであります。

さらに明日も、明後日も、その次の日も、またその次の日も、ずだっと予定が入っておりますから、本日でメドを立てねばならぬのでした。

担当者からはNONNAの準備は完了ですっぽい連絡が。

効率良く、作業を行うために、漆塗りを板全体にほどこしたのでありました。

これを一寸刻みでカットすれば良いのであります。そのためには漆が乾かねばなりませぬ。具体的な内容を公表することは差し控えることにして、しかし、この朱塗りのチップこそが、パワボ二世の心臓部なのでございます。

お女性の肌を愛撫するように、すみずみまで板ベラで漆をのばしていくのでありました。鎖骨から乳房やアバラ、おへそや下腹のふくらみまで手のひらに吸い付かせ、太もも、膝頭、足の裏へとかけてなぞるが如き作業なのでございます。
板に陰毛はついていないか尻毛は大丈夫かと舐めるようにチェックしなければなりませぬ。そーいうものが付着しますと、ハワボは別の作用に歪む心配があるからでございます。

マグネットを張り付けて完成なのであります。

が、単純に、これを真似てもダメでありますからね。

大切なポイントは伏せて説明していからでございます。
単純に漆を塗り、マグネットをセットしただけのヤツで「効き目がありませんでした…」なんて質問をされても責任は持てないのであります。

とにかく、部屋で丸一日かかりっきりになっていますと、バカに疲れてしまうのであります。
目もしょぼつきますが、手が漆に汚れていますから、下手に何かに触ろうものならば、朱が付着いたします。

犬に餌を与えることすら出来ないのでありました。