2023
07.13

夏祭りがちかく、茅ケ崎では浜降祭が17日に迫っております。

通りには、しめ縄の紙垂が風に揺れているのであります。

このしめ縄と紙垂。
正しく祀る作法を知っている人は、意外に少ないのでは…と思いますです。
亡父は、年末になると神棚から紙垂をおろして、見様見まねで作成しておりました。

が、折り方から切り方まで作法があるのであります。祝詞も必要でございます。

しめ縄や紙垂は、年末だけでなく、「結界」という考え方がありますから、たとえば新しい財布を買った時とか、研究用のノート、PCなどいろいろな浄化に応用できますです。
勉強部屋にしめ縄と紙垂を張っても面白いでしょー。

身を浄め、結界内を張ることで、願い事が叶うという考え方なのであります。
不浄な身では、たとえば、麻酔注射に例えるなら、その穢れが膿のように患部をとりかこみ麻酔薬の効き目を邪魔するのであります。いわば結界内は無菌状態というわけであります。

画像は、私メが作法にのっとって作成した紙垂。折り方や切り方を作法通り試みたのであります。

テキトーにやるから叶うものも叶わないのでございます。とくに日本人はテキトーにやりたがる人種であります。
だから気学のようないい加減占いを受け入れてしまうのであります。つまり気学をやる人はいい加減な人で何をやってもダメな人ということになりますね。しかし本当だからしかたありません。
なにごとも手抜きをしてはいけませんです。

さて、この紙垂の作成を、こんどの奇門遁甲家相術のオマケとして講義しようかとも考えております。

サラリーマン宮司に、地鎮祭を頼んでも心もとありませんし、仕事や受験などを成功に導く一助ともなるやもしれません。

覚えておくのと、知らないのとでは雲泥の差があるよーに思えますです。