2023
09.13

気温は高くても、秋が忍び寄ってきているのでしょー。
脂っこいものをカラダが欲しております。

そーいえば、本日の開運ランチはレバー料理だったなぁと思い出し、日高屋に入ったのでした。
タッチパネルは得意ではありませんが、「レバニラ」を注文。

そしたら、
「ほほう」
店には似つかわしくない可愛いおネェちゃんが、微笑んで近寄り、
「確定をタッチしてください」
なんて言われまして、年寄りらしく、不器用に推したのであります。

小さな店舗なので、べつにパネルを使わなくてもイイのでは…。
厨房から、「ニラレバ定ね」と声が聞こえてきましたから。

そして、出てきたのが、画像のヤツでありました。
「美味い!」
のであります。

こいつはイケルのであります。
むひむひと腹に納めました。

あらためて店内を見回しましたら、全員が全員、シングルの老人たち。
とうとう、孤老の仲間入りかぁ。

そーいたしましたら、ガラ系の電話が鳴り出しまして、モリオカのヨシノブさんからでありました。
「タキさん亡くなったのか?」
ヨシノブさんは、昔は「ヨシノブ兄ちゃん」と呼んでした祖母の弟の息子84歳なのでございます。
「いや、分かりません」
「いや、友達が亡くなり火葬場に行ってだっけ、そこに、タキさんの名前があったもんだから」
タキさんは亡父の亡弟、名はカクホ。これの連れ合いで92歳でございます。近所なのであります。
二か月前、猛暑のしたで草取りをしていましたから、「暑っついからなかに入った方がいいですよ」と、顔の半分は優し気、半分は「はやく死ね」と睨みを作りました。いささか遺恨のある叔母なのでありますから。

「ときに、なにしてら?」とヨシノブさんに聞かれたので、「レバニラ食ってます」と答えましたら、
「元気だな」

知らぬ間に、完食しておりましたです。
汁まで飲み干しました。