12.24
いまは、人々の悩みをいれるゴミ箱になっておりますが、若き日の私メは臨時のカレという使い捨ての役目を担っていたよーに思いますです。
Xmasが近づくと、急にモテモテになるのであります。
電話ととかがあるのであります。
それは、一人でイブを過ごす淋しさを恐怖と感じているお女性からであります。
ランチを付き合うお女性、後楽園遊地で悲鳴を上げあうお女性、そしてワイングラスを傾けあうお女性。
が、それは翌日までの臨時的な恋人。
しらじらしたクリスマスの当日は、もう用済み部員なのであります。
次のデートの約束を絶妙に避けられるのでありました。まだそれなら善良なイイ子。空約束をして、いくら待っても約束の場所に来ない無情なお女性も多いのでした。
が、その年は、一人のお女性からもお誘いがないのでした。
25の年のイブであります。
仕方ないので、ひとりで早稲田松竹という、300円で三本立ての映画館に入ったのでした。
私メも若く、孤独なイブの夜に耐えられなかったのでありましょー。
そしたら、超満員。
モテない一人ぼっちのイブを、ひとりで過ごすことのできないヒマな男女がいるいるいるいる。ルイルイ。
みんな真面目そーに腕組みしながら、「第三の男」なんかを観ているのでした。
本当は相手が欲しい癖に、勇気のない男女なのであります。
ひとザル100円で売っている熟柿のよーに、飢えた体臭がこもっておりました。
一本目が終わってた休憩タイムに廊下のスロープでタバコを吸っている、厚手の毛糸で編んだ手作りとうかがえるとっくりセーターのお女性(狐目のお女性でした)に、
「火を貸して」
と近づいたら、まるでケダモノにでも襲われたかのよーに、前屈みになって巨乳を揺らしながら逃げだしたのでした。
簡単に口説けると思ったのに。私メもまたケダモノ臭を漂わせていたのかも。
そんな振られて滑稽な私メを、近くにいた男たちは横目で変態をみるよーに観察しているのでありました。
こりゃダメだと、映画館を出て、オートバイでアパートまで帰ったものです。
ここにいてはバカが移ってしまう。
早稲田通りに小雨がふり、フルフェースのヘルメットの視界が、雨粒に滲んで街灯りがまばたくよーに光っていたことを、いまでも憶えておるのであります。
いまは昔の、とおいとおいお話でございます。
クリスマスイブですね、その昔、イブの夜に行き付けの焼鳥屋に行くと、常連の女性が、不倫相手と会えないので、イブの夜はおっちゃんと赤ワインで乾杯やわでした、いまはお婆ちゃんかな。
●十傳より→悲しくも切なく、美しい風情でしたね。
「第三の男」古い映画ですね
映画自体を知らなくても
この映画の音楽を知っている人は多いのではないでしょうか
2週間前の金曜日、私の耳に出来れば聴きたくない声が響きました
ミュ- ミュ- という子猫の鳴き声です
タメ息をつきながら外を見ると、小さく真っ黒な塊が蹲っていました
誰かが捨てていったのでしょう
黒猫の子供が母猫を求めて必死に鳴いているのです
放っておくわけにもいかず保護しようと近寄ると逃げてしまうのです
寒空の下どうしたものかと心配していると
「あっちに行けよ」とフ-フ-怒っている我が家の猫の後を追い
家の中に入って来ました
すぐにキャットフ-ドを目の前に置いてあげると
「ニャンニャンニャンニャ-」と声を上げながら必死に食べていました
お腹いっぱいになったらもう大変、手の平返しの態度
ゴロゴロと甘えてきて私の傍から離れません
そして物凄いお転婆で(女の子) 家の中で暴れまわるのです
飛び掛かったり体を駆け上がったり、ライダ-キックをしてきたり
とにかく私の体は生傷が絶えません
名前を付けようと、続荒野の用心棒の主人公「ジャンゴ」を参考に
「ニャンゴ」にしようとしたのですが
何故か無意識に 黒、黒タン、黒ベイ などと呼んでいます
●十傳より→そーいえば、黒猫のタンゴって童謡がございましたですね。
すごく変なことを聞くのですが、先生って特定の彼女や恋人が居られたことはありますか?
数多の女性との関係を楽しんで来られた感じがします。
モテるけど(から?)、ずっと隣に居ない、そんな存在のイメージです。
今日もトイレ掃除しました。
●十傳より→明日もトイレ掃除してくだされ。