2011
04.17

出かけたってなにもイイことがなさそうでしたので、ニンジンジュースを片手、一日中、映画のビデオを見ることにしたのでありました。

ガウンをはおったままですから、つまらない映画だと寝入ってしまうかもしれませんが、それはそれでかまわないのであります。

が、ビートタケシの映画ははじめからつまらないと分かっていますから、そういう類のものは一掃いたしますです。

手もとにあるのは007シリーズのなかから「慰めの報酬」、それと古典的名作「舞踏会の手帳」、「サマータイムマシンブルース」、「高校教師」などでありました。
DVDとして買ったのに見ないままにしていたものや、録画したまま捨てておいたものなどがかなりあるのであります。

画像は、アランドロンのあまり知られざる名作の「高校教師」であります。
日本のTVとか映画でやった駄作「高校教師」のいちおうの原作となったものであります。

なかなかのシブイ作品でして、愛の不毛とか虚無を描いた、「太陽は知っている」だったか?のヤツの系統をひきついでいるふうなところもあるのであります。

仲間として出てくる青年が、007では老人役となって出演しているところが時の経過を感じさせてまたオモシロいのでありました。

瑛太だの真木よう子が出演している「サマータイムマシンブルース」は期待のほか面白いのでありました。味のある作品であります。

腹がへったらうどんなどを茹でて胃袋にながしこんで、またビデオに戻るのであります。
携帯電話もオフにしていますから、誰にも邪魔されることはございません。

たまにTVで天気予報をみたりしましたが、どうせ外出することはないのだと思い出して、また映画。
最近というか昔からですが、漫才とかお笑いで、私は笑ったことはございません。ぎゃくに腹が立ったりいたしますから、まずバラエティ番組は見ないのであります。
節電のためにNHKだけあればよろしく、それも朝二時間、夜二時間の放送で十分であります。

お笑い芸人とかいう無能な奴らを干してしまう方法はないものとイライラするばかりであります。

ですから地デジなど関係なく、TVも必要ないのですが、映画ビデオを見るために、やはりTVはあったほうがイイのであります。

もしも、どーしてもTVを続けたいなら、せめて女キャスターは素っ裸で出てもらわねばなりません。

ああそういえば、NHKの視聴料を納めていなかったんです。
「大相撲の番組があるうちは払えない、なんとかしろ!!!」
とNHKの使いっ走りのジジイに怒鳴っていましたけれど、大相撲をしないことになったようですから、これは支払わなければならなくなったのでありました。

いずれにせよ、2011年4月16日(土)は、ビデオづけの日でありました。

画像のようにロメオなのか私なのか、自分でも分からなくなって、つまり朝から夜までこうやって映画を眺めていたのでありました。